(23)のつづき
2007年3月、クリスチャン・フェネスとのコラボfennesz+sakamoto名義で「cendre」を発表。
フェネスのギターの音を加工した電子音に教授のインプロピアノがまぶされた音響作品。アンビエントな中に現れる音のゆらぎや変化などを楽しむものだと理解しているが、どことなくポップス的な雰囲気も感じられる。こういった方向性の作品にしては割と取っ付き易いほうだと思う。
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フェネスのギターの音を加工した電子音に教授のインプロピアノがまぶされた音響作品。アンビエントな中に現れる音のゆらぎや変化などを楽しむものだと理解しているが、どことなくポップス的な雰囲気も感じられる。こういった方向性の作品にしては割と取っ付き易いほうだと思う。
cendre
abyss
10月、クリストファー・ウィリッツとのコラボWILLITS+SAKAMOTO名義で「Ocean Fire」を発表。
これまでアルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネスとアンビエントなコラボ作品を送り出してきたが、その中でも一番重い作品だ。お互いに何を担当したのかわからないほど音が交じり合い、海の底にでもいるかのようなどんよりとした空気感が漂う。
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これまでアルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネスとアンビエントなコラボ作品を送り出してきたが、その中でも一番重い作品だ。お互いに何を担当したのかわからないほど音が交じり合い、海の底にでもいるかのようなどんよりとした空気感が漂う。
Ocean Sky Remains
この年のソロ活動が少ないのは、イエロー・マジック・オーケストラ、HAS名義での活動が活発だったから。
(25)につづく
アルバム
85 cendre<fennesz+sakamoto>(2007) ★★★★
86 Ocean Fire<WILLITS+SAKAMOTO>(2007) ★★★★
85 cendre<fennesz+sakamoto>(2007) ★★★★
86 Ocean Fire<WILLITS+SAKAMOTO>(2007) ★★★★