やくしまるえつこ(2) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(1)のつづき

ちょっと戻って・・・

2009年10月、アルバム「ウクレレ手塚治虫」に栗コーダーカルテット&やくしまるえつこ名義で「バンパイヤ」を提供。


2010年4月、ジム・オルーク「All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~ produced by Jim O'Rourke」に「Anonymous Phone Call」で参加。

Anonymous Phone Call



同月、やくしまるえつこ と d.v.d名義でアルバム「Blu-Day」を発表。
イメージ 1

Itoken + Jimanicaによるツインドラムユニットd.v.dと映像作家・山口崇司によるユニット。ドラマー2人による複雑なドラミングとやくしまるのウィスパーヴォイスがテクノポップと融合して良い感じに仕上がっています。もちろん彼女による個性的な詩が独特な雰囲気を醸し出しているのはどのユニットでも変わらず。
相対性理論でやくしまるの声に恋したファンからすれば、彼女の笑い声などをコラージュした【ALPS】は狙いすぎな感が無きにしも非ずだが、内心嬉しいのは確か。思わずニヤッとしてしまう。詩の朗読感ある【アラビアンリップ】、新ジャンル?ウィスパーラップの【勝手にアイザック】、こんな時計がほしいと思った【時計ちっく】など聴きどころ多し。映像も含めてのユニットなのでミュージックビデオも必見だ。

ファイナルダーリン


時計ちっく


勝手にアイザック



ちなみにこのユニットは2011年12月に2nd「Gurugle Earth」をリリースしている。CDの形ではなく、USBに収録されたミュージックビデオを付属のカードを使ってパソコンのカメラにかざすことで再生するという変則的な発表の仕方をとっている。そのため曲単体での入手は困難で私も未聴の作品だ。ダウンロード販売でもしてほしいのだが・・・。




(3)につづく



アルバム
やくしまるえつこ と d.v.d
1 Blu-Day(2010) ★★★★
2 Gurugle Earth(2011)