デヴィッド・ボウイ(17) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(16)のつづき

1983年3月、シングル「Let's Dance」をリリース。




4月、15th「Let's Dance」を発表。
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ナイル・ロジャースのプロデュースにより一気にメジャー化したサウンドとなり世界的に大ヒットした作品。先行シングル【Let's Dance】が大ヒットとなりポップスターの仲間入りを果たしたデヴィッド・ボウイ。今にして思えば、これまでのアーティスティックな作品群は高い評価を得ていた割にどうしてもカルト的な存在から抜け出せなかったが、ここで一気に垢抜け、一般大衆にもその存在を知らしめたことは大いに評価できると思う。ただし、これまでのファンからすれば賛否両論あったことは想像できるし、まさかボウイが「レッツ・ダンス」なんて言うとは思わなかったはずだ。

ボウイはこれまでもアルバム毎にカメレオンのようにサウンドを変化させてきたので、本作もその変化の一環とも言える。自らの存在を世間に知らしめ、かつ経済的に豊かになることは今後の活動にもプラスになるわけで、誰も彼を責められないだろう。

メンバーはナイル・ロジャース(g)、スティーヴィー・レイ・ヴォーン(g)、カーマイン・ロジャス(b)、トニー・トンプソン(ds)、ロブ・サビノ(key)、マック・ゴールホン(trumpet)、ロバート・アローン(tenor saxophone, flute)、サミー・フィゲロア(perc)など。5月に【China Girl】、9月に【Modern Love】、11月に【Without You】と続々とシングルカットされた。


China Girl


Modern Love



同年、世界ツアー「シリアス・ムーンライトツアー」を大成功させたほか、主演した映画「戦場のメリークリスマス」が公開され、こちらも話題となった。


(18)につづく



アルバム
21 Let's Dance(1983) ★★★★★
22 Golden Years(1983) コンピレーション盤
23 Ziggy Stardust: The Motion Picture(1983) サウンドトラック
24 Love You till Tuesday(1984) コンピレーション盤
25 Fame and Fashion(1984) コンピレーション盤