小若 順一、国光美佳、 食品と暮らしの安全基金「食べなきゃ、危険!」 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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現在は「食事バランスガイド」に基づいて、主食、主菜、副菜を基本に一日の適量を知り、多様な食品を組み合わせることを基本としている。しかしすべて家庭で作るのには限界があるため、スーパーの総菜コーナーやレトルト食品などを利用する人が多い。しかしその中身に問題があるため必要な栄養分が摂取できず、それが様々な病気を引き起こす原因ともなっていると警鐘を鳴らす。

現代食品の多くは、必須微量ミネラルが含まれていないと言う。イモ類、ニンジン、キノコ、タケノコ、豆類などは海外で適当な大きさに切って水に入れて煮沸したあと、何度も洗い、リン酸塩を加えてパックして加熱殺菌された「水煮食品」が多く輸入され出回っている。これら水煮食品は弁当屋やチェーン展開されたレストラン、レトルト食品などに広く使われている。それらの食品は既にミネラル分が水に溶け出し、そこに含まれていたミネラル分が失われた状態だと言う。

また、加工食品に多く使われるリン酸塩はミネラルと化合して体外に持ち出してしまう特性を持っている。脂肪分を除去した精製油にはミネラルが抜かれいているので、なおさら私たちの食卓はミネラル不足となっているそうだ。


発達障害者にミネラル分が多く含まれている「天然だし」を与えると、心が落ち着き意欲が見られるようになるなどの改善例を紹介するとともに、うつの改善や冷え性、血圧や肌の状態などにも良い影響があるそうだ。この本では天然だしの作り方も紹介している。


私たちはミネラルが抜かれた食品を食べている。そのことで体調不良など体に様々な影響が出ているということがわかった。