ドリーム・シアター(2)のつづき
2010年、前身バンドMAJESTY時代からの創立メンバー、マイク・ポートノイが脱退を発表する。マイクはAvenged Sevenfoldなどのサイドプロジェクトでの活動を並行して行っていたが、ドリーム・シアターでの活動に行き詰まりを感じていたこともあり、バンド活動の数年休止を進言。メンバーは次作のレコーディングの時期をずらすなどの対応をしたものの活動休止は考えていなかった。その後マイクはAvenged Sevenfoldの活動が終わり、契約が切れたことで再びバンドに戻りたいと連絡したが、時すでに遅く、バンドは新たなメンバー、マイク・マンジーニを獲得した後だったという展開。
2011年、「Dramatic Turn Of Events」を発表。
11作目。テクニカルな展開が続く彼らの曲ではドラムスは重要な位置を占める。新ドラマー、マイク・マンジーニはVAIやエクストリームでの活動で知られる人物で、バンド加入前はバークリー音楽院で講師をしていたという。テクニック的には申し分ないのだが、新作ではどの曲もそつなくこなしているように思え、特に彼ならではの個性を感じることはなかった。ライブで過去のレパートリーの演奏を聴いてみないと何とも言えないかも。
サウンドはクリア。細かなフレージングまでよく練られており、アドリブでごまかすプレイはなし。ヴォーカルラインもジェイムスに合った音域でソングライティングしたという。どこまでも拘りのある作品だ。重厚なリフ、ゆったりメロディ、超絶テクニックのユニゾンと、どこを取ってもこれまでの作品と肩を並べるクオリティのアルバムだ。
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11作目。テクニカルな展開が続く彼らの曲ではドラムスは重要な位置を占める。新ドラマー、マイク・マンジーニはVAIやエクストリームでの活動で知られる人物で、バンド加入前はバークリー音楽院で講師をしていたという。テクニック的には申し分ないのだが、新作ではどの曲もそつなくこなしているように思え、特に彼ならではの個性を感じることはなかった。ライブで過去のレパートリーの演奏を聴いてみないと何とも言えないかも。
サウンドはクリア。細かなフレージングまでよく練られており、アドリブでごまかすプレイはなし。ヴォーカルラインもジェイムスに合った音域でソングライティングしたという。どこまでも拘りのある作品だ。重厚なリフ、ゆったりメロディ、超絶テクニックのユニゾンと、どこを取ってもこれまでの作品と肩を並べるクオリティのアルバムだ。
Build Me Up, Break Me Down
Breaking All Illusions
Outcry
(4)につづく
アルバム
19 Dramatic Turn Of Events(2011) ★★★★
19 Dramatic Turn Of Events(2011) ★★★★
メンバー
第5期 2010-
ジェイムズ・ラブリエ(vo)、ジョン・ペトルーシ(g)、ジョン・マイアング(b)、ジョーダン・ルーデス(key)
マイク・マンジーニ(ds)
第5期 2010-
ジェイムズ・ラブリエ(vo)、ジョン・ペトルーシ(g)、ジョン・マイアング(b)、ジョーダン・ルーデス(key)
マイク・マンジーニ(ds)