ドリーム・シアター(1-4) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(1-3)のつづき

2001年、3枚組のライブ盤「Live Scenes from New York」をリリース。同年、ジョン・ペトルーシはジョー・サトリアーニ、スティーヴ・ヴァイとG3ツアーを行う。このツアーにはマイク・ポートノイも参加している。

2002年、6th「Six Degrees Of Inner Turbulence」を発表。
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このアルバムは2枚組でコンセプトアルバムとなっている。特に2枚目に収録されたタイトルトラック【Six Degrees of Inner Turbulence】は42分の大作で、6人の異なった精神障害について取り上げており、それぞれの心象を表現することについての試みが見られる力作だ。【The Glass Prison】はビル・ウィルソンの「アルコール依存症を克服する12のステップ」のうち、1~3のステップについて取り上げた曲で、このコンセプトは次作以降に引き継がれていく。全体的に難解で実験的な作風のためとっつきにくさを感じるが、レベルの高い作品であるのは確かで、聴けば聴くほど変拍子を取り入れた複雑なリズムや曲構成など細かい部分に新たな発見がある。

The Glass Prison


Solitary Shell(2004-Budokan)



2003年、7th「Train of Thought」を発表。
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ヘヴィかつダークな作風が特長的。【This Dying Soul】は前作から続くコンセプト「アルコール依存症を克服する12のステップ」のうち4と5のステップ。近作のような難解な曲はないが、それでも彼ららしい次々と展開する曲構成はそのままあり、ザクザクとしたヘヴィなギターによって重厚さを味付けながら、曲のアレンジ、神業的ユニゾンなどさらに成長していることが伺える驚異的なアルバムだ。ちなみにジョーダン・ルーデスがスキンヘッド(坊主頭?)になったのはこの頃から。

This Dying Soul


In The Name Of God



(1-5)につづく