バッドランズ | ヒロエモンのハッソーハッソー

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バッドランズは1988年に、オジー・オズボーン・バンドを脱退したジェイク.E.リー(g)が、ブラック・サバスを脱退したレイ・ギラン(vo)とともに結成したバンド。

グレッグ・チェイソン(b)とエリック・シンガー(ds)を加えて1989年、1stアルバム「Badlands」を発表。
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ブルーズを基本としたハード・ロックで、オジーのバンドにいた頃のようにリフから全編ギター弾きまくりを期待していたファンには少々期待外れの感が無きにしも非ずであったが、所々垣間見えるジェイクらしいギターは嬉しいものがある。当時はブルー・マーダーやMR.BIGなどスーパー・バンドがほぼ同時に登場して話題になったものの、バッドランズは地味な印象であまり注目を集めなかった記憶がある。ただし、レイの歌唱は素晴らしく、このバンドの行く末を大いに期待していたのだが・・・

Dreams in the dark



エリック・シンガーが脱退し、後任にレーサーXのヴォーカルだったジェフ・マーティンがドラムスとして加入し、1991年に2nd「Voodoo Highway」を発表。
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個人的にバッドランズのベストはこの2nd。ジェイクのギターはよりブルージーになり、ジミ・ヘンドリックスのバンド・オブ・ジプシーズ時代を思わせる盛り上げ方は見事。

The Last Time



1992年、バンド内のゴタゴタによりあっさり崩壊。1993年にレイ・ギランはソロ活動を始めるがHIV感染が発覚し急死。


悲惨な最期を遂げたバッドランズでしたが、制作が進んでいた幻の3rdアルバム「Dusk」が1999年にリリースされています。
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少々元気のないレイのヴォーカルですが、生々しいギターサウンドでバンドの生の姿を伝えてくれます。

The River





アルバム
1 Badlands (1989) ★★★★
2 Voodoo Highway (1991) ★★★★★
3 Dusk (1999) ★★★


メンバー
第1期 1988-1991
 レイ・ギラン(vo)、ジェイク.E.リー(g)、グレッグ・チェイソン(b)、エリック・シンガー(ds)

第2期 1991-1992
 レイ・ギラン(vo)、ジェイク.E.リー(g)、グレッグ・チェイソン(b)、ジェフ・マーティン(ds)