2003年に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、2005年夏に小惑星イトカワに到着。表面を詳しく観察した後、同年11月に2回に渡るタッチダウンを行い試料採集を試みた。姿勢制御装置の故障や通信途絶などを乗り越え2010年地球に接近。同年6月13日、大気圏に突入し、オーストラリアにカプセルを投下した・・・。
この「はやぶさ」の物語がCG映像となったプラネタリウム番組「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を見に行きました。
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報道では感動の番組となっていると聞きますが、果たして・・・。
会場は川口市立科学館です(すみません、もう8月で投影は終了しました)。
専門員による星空解説のあと、プラネタリウムの巨大な空間に地球が映し出され、番組が始まります。
CGが素晴らしいのは言うまでもありませんが、立体感を伴っており迫力がありました。今話題の3D映像を見ているかのようです。
数々の困難を乗り越えて役目を果たし、地球まで戻ってくるという奇跡的な出来事がよく理解できました。
最後、地球に接近し、カプセルを分離した後、カプセルを追うようにはやぶさが大気圏に突入していきました。摩擦熱によりカプセルは燃え上がり、はやぶさの太陽パネルがはがれ、はやぶさ本体も次々と分離していきます。
その時流れた悲しそうな歌が映像にぴったり合っていて、涙線を刺激します。
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空にいくつもの光が流れて行きました。
最後の歌、あれは反則ですよー!