(1)のつづき
ガンマ・レイのニュー・アルバム「To The Metal」が発売されています。
最初の曲【Empathy】の出だしのヴォーカルからして、ロブ・ハルフォードそっくりに歌い上げており、思わずほほが緩む。話題はマイケル・キスクが参加した【All you need to know】。カイ・ハンセンのヴォーカルがのっぺらぼうなのに対し、キスクの声は色があり曲の雰囲気がガラリと変わる。さすがだ。
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最初の曲【Empathy】の出だしのヴォーカルからして、ロブ・ハルフォードそっくりに歌い上げており、思わずほほが緩む。話題はマイケル・キスクが参加した【All you need to know】。カイ・ハンセンのヴォーカルがのっぺらぼうなのに対し、キスクの声は色があり曲の雰囲気がガラリと変わる。さすがだ。
アルバム・タイトルにもなった【To the metal】はジューダス・プリーストの「METAL GODS」を思い出す。【Rise】の出だしはアイアン・メイデン。探せば他にも似てる部分があるかもしれない。色々と雑言を述べてきたが、初期の頃を思い出す【Shine forever】、ミドルテンポの【Mother angel】、ファストの【Chasing shadows】 は良いと思う。壮大な【No need to cry】でアルバムが締まる。日本盤はボーナス・トラックが2曲収められており、お得だ。
やはり、どうしても他アーティストに似てる部分が気になってしまうが、もう15年も同じメンバーで活動をしているだけあって、バンドの一体感は見事なものだと思う。
しかし、彼らの日本盤CDはいつもライナーノーツがカイ・ハンセン自身だ。「やあ、ニッポンのみんな、元気かい?」って・・・たまには伊藤政則さんとかに書いてほしいんだけど。
To The Metal
(3)につづく
アルバム
13 To The Metal (2010) ★★★★
13 To The Metal (2010) ★★★★