我が川口市には廃線がありました。
蓮田から現在のさいたま市を通って川口市の神根まで伸びていた武州鉄道がそれで、川口市には現在の国道122号線沿いに行衛駅と神根駅があったとされています。赤羽まで伸ばすことができず、残念ながら1938年に廃線になりました。もう70年も前のことで、現在は全くその痕跡は残っていません。
しかし、ネットなどで調べてみると、さいたま市に唯一痕跡が残っているとの事なので、見に行ってきました。
場所は埼玉スタジアム2002より少し北の伝右川沿い、オートウェーブのそばです。
伝右川を渡る橋台との事。知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
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伝右川を渡る橋台との事。知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
写真ではわかりずらいですが、これは正面から撮った写真で、向こうには廃線跡沿いに細長い駐車場があり、この橋台を通り、現在の国道122号線へ走っていたのです。
これが唯一の遺構のようですから、大切に保存してほしいと思います。
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これが唯一の遺構のようですから、大切に保存してほしいと思います。
さて、帰りは埼玉スタジアムが良く見えました。
見に行った日は、ちょうど我らが浦和レッズの試合が行われていました。観客席が赤いです。
埼玉スタジアム最寄駅は埼玉高速鉄道線の終点「浦和美園駅」になります。赤羽岩淵駅からここまで走っていて、蓮田まで延伸の要望もあるようです。そうすると武州鉄道の悲願だった蓮田から赤羽まで繋がることになるわけです。日本一高い運賃の鉄道と言われている埼玉高速鉄道ですから、財政難で延伸まで手がつけられないかもしれませんが、何とか接続をもっと良くしてもらいたいものです。とりあえず現在は岩槻までは検討中のようです。
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見に行った日は、ちょうど我らが浦和レッズの試合が行われていました。観客席が赤いです。
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埼玉スタジアム最寄駅は埼玉高速鉄道線の終点「浦和美園駅」になります。赤羽岩淵駅からここまで走っていて、蓮田まで延伸の要望もあるようです。そうすると武州鉄道の悲願だった蓮田から赤羽まで繋がることになるわけです。日本一高い運賃の鉄道と言われている埼玉高速鉄道ですから、財政難で延伸まで手がつけられないかもしれませんが、何とか接続をもっと良くしてもらいたいものです。とりあえず現在は岩槻までは検討中のようです。



