ジェフは1974年に新人バンド、UPPのアルバムに参加。そして初のソロ・アルバムを制作する。
1975年「BLOW BY BLOW」を発表。
全編ギター・インストゥルメンタルのアルバムとしては異例の成功作となる。
以降、彼の作品は基本的にヴォーカルはない。
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以降、彼の作品は基本的にヴォーカルはない。
1976年、「WIRED」を発表。
ジェフの最高傑作!
普通ギタリストのソロ・アルバムというと、ギターが中心で弾きまくるものだが、このアルバムでは各楽器にもスポットライトが当たっている。参加ミュージシャンが敏腕だったこともあるかもしれない。
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普通ギタリストのソロ・アルバムというと、ギターが中心で弾きまくるものだが、このアルバムでは各楽器にもスポットライトが当たっている。参加ミュージシャンが敏腕だったこともあるかもしれない。
同年、ヤン・ハマーとのツアーが翌年ライブ盤「JEFF BECK WITH JAN HAMMER GROUP LIVE」として発売。
1978年、スタンリー・クラーク(b)、トニー・ハイマス(key)、サイモン・フィリップス(ds)らとのツアーの後、新作のレコーディングに入る。ベースはモ・フォスターに変更。ヤン・ハマーも参加。
1980年、「There And Back」発表。
1曲目の「Star Cycle」は、金曜8時ワールド・プロレスリングの黄金時代に、次期シリーズ来日外国人紹介の際に流れていた曲。
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1981年、ザ・シークレット・ポリスマン・コンサート、1983年、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトンらとARMSコンサート、1984年、ロッド・スチュワートのUSツアー、同年ハニードリッパーズ のアルバムに参加するなど精力的な活動。
1985年、「Flash」を発表。
ナイル・ロジャースのプロデュースの下、ロッド・スチュワートの参加、トニー・ハイマス、ヤン・ハマー、カーマイン・アピスなど錚々たるゲストを交えて制作されたアルバム。
特にロッドとの「People Get Ready」は大きな話題となり、また「Escape」がグラミー賞最優秀インスト賞を受賞するなど大きく注目されることとなる。
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特にロッドとの「People Get Ready」は大きな話題となり、また「Escape」がグラミー賞最優秀インスト賞を受賞するなど大きく注目されることとなる。
しかし、ダンス・ビートを取り入れたある意味メジャー化したサウンドに、アルバムとしての完成度は高くない。
この頃から、ベックは指でギターを弾くようになったようだ。
そして、さらなる新境地へと突入する。
そして、さらなる新境地へと突入する。
(つづく)
UPP
1 UPP (1975) ★★
1 UPP (1975) ★★
アルバム
1 BLOW BY BLOW (1975) ★★★★★
2 WIRED (1976) ★★★★★
3 JEFF BECK WITH JAN HAMMER GROUP LIVE (1977) ライブ盤
4 There And Back (1980) ★★★★
5 Flash (1985) ★★
1 BLOW BY BLOW (1975) ★★★★★
2 WIRED (1976) ★★★★★
3 JEFF BECK WITH JAN HAMMER GROUP LIVE (1977) ライブ盤
4 There And Back (1980) ★★★★
5 Flash (1985) ★★
メンバー
1974-BLOW BY BLOW
ジェフ・ベック(g)、フィル・チェン(b)、マックス・ミドルトン(key)、リチャード・ベイリー(ds)
1975
ジェフ・ベック(g)、ウィルバー・バスコム(b)、マックス・ミドルトン(key)、バーナード・パーディ(ds)
1976-WIRED
ジェフ・ベック(g)、ウィルバー・バスコム(b)、マックス・ミドルトン(cla)、ヤン・ハマー(key)(ナラダ・マイケル・ウォルデン(ds)、リチャード・ベイリー(ds))
1976-with The Jan Hammer Gruop
ジェフ・ベック(g)、フェルナンド・サンダース(b)、ヤン・ハマー(key)、スティーヴ・キンドラー(vio)、トニー・スミス(ds)
1978-1981 There And Back
ジェフ・ベック(g)、スタンリー・クラーク(b)、トニー・ハイマス(key)、サイモン・フィリップス(ds)、(モ・フォスター(b))