口頭注意 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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大相撲夏場所千秋楽の朝青龍と白鵬の結びの一番で、勝負がついたあとにらみあった問題で、相撲協会は二人に口頭で注意をしました。


自分もあの取り組みを見ていましたが、朝青龍が勝負を決めた後、必要以上に白鵬の体を「あっちへ行け」的に押したのはまずかったと思います。


朝青龍はいつも相手の体を土俵の外に押し出す際に、必要以上に勢い良く押し出すので、相手が豪快に転んでいつ怪我をするのか心配するほどでした。

「相撲は勝てばよい、負けた相手がどうなろうと関係ない」と考えているのではないでしょうか。


それに引き換え白鵬は、勝負を決したあと、倒れた相手に手を差し伸べることが多く、普段から人格が高い人だなと感じていました。


ただ、千秋楽の結びの一番は、朝青龍からあのような押し出しを受けて、白鵬は「なにするんだ」とばかりに肘で小突いて睨み返しました。


白鵬にしてみたら、公衆の面前でこんなことされてプライドが許さなかったのでしょう。
あとで処分されることも覚悟したうえで、朝青龍から下に見られることはなんとしても避けたかったのだと思います。


もちろん、強いだけではなく人格も求められる相撲界のトップ横綱に位置する二人が、土俵上で睨みあったことは、褒められるものではありませんから、相撲協会の下した処分は妥当なところでしょう。


でもファンはこれで、今後の両横綱の取り組みが楽しみになりました。



しかし、睨みあっただけで問題となるんですから、そこからビンタやケリ、セコンドも出てきて取っ組み合いが日常茶飯事な

我が愛するプロレス界


なんて、世間からどう思われているのか、よ~くわかりますね。


しかも、乱闘が始まると観客が一番喜ぶんですから(笑)