プロレスに興味のないひとはスルーしてください。
大変ショッキングなことが起こりました。
無我ワールド・プロレスリングに所属する西村修選手が10.18後楽園ホール大会の試合後、
無我生え抜きの新人、征矢学選手を引き連れて、当日行われていた全日本プロレス代々木大会に乱入しました。
無我生え抜きの新人、征矢学選手を引き連れて、当日行われていた全日本プロレス代々木大会に乱入しました。
これは無我の誰にも事前に話さない行動でした。
翌日、全日本プロレスから、西村、征矢両選手の入団が発表された。
無我といえば、昔ながらのクラシカルなレスリング復権を標榜する団体であり、西村選手はまさに団体のスタイルの顔といえる存在。
無我の代表は藤波選手だが、リング上では無我イコール西村であった。
その西村がなぜこんな行動をとったのか・・・
思えば、最近の西村はハッスルや上井駅など他団体に積極的に参加していたので、何かあったのかなとは思っていたが・・・
移籍直後の報道では、試合数の少なさ(8月は1試合しかなかった)を不満としてあげていたが、東京スポーツ紙やスカパーでの武藤との会談や、ケロちゃんのブログなどから、いろんな不満があったことがわかってきた。
まず無我の状況を打開しようと、西村がいろんなアイディアを出すも、すべて会社に止められていたこと。
千葉にある無我の道場や「無我」の商標登録はすべて西村の個人所有だが、さも会社のものであるかのように扱われ、藤波は維持費や管理費などなにも出していないこと。
千葉にある無我の道場や「無我」の商標登録はすべて西村の個人所有だが、さも会社のものであるかのように扱われ、藤波は維持費や管理費などなにも出していないこと。
しかも西村選手に限らず、無我所属の選手はみなフリーなので、他団体に出るのに問題は何もないはずなのに、出る前に藤波に話を通していても、出た後に藤波の奥さんからクレームがあったこと。
その後、藤波からは逆絶縁宣言を出され、藤波の奥さんからは西村の発言を否定するコメントがあった。
確かに、あの日、代表である藤波に断りもなく他団体に乱入したことは、一般世間ではあり得ないことだ。
フリー契約だったとはいえ、働いていた会社の営業時間内に、無断で他の会社に出かけて入社してしまうのと一緒だからだ。
このことについては、プロレス界の信用を失墜させる行為であり、西村の行為は当然非難されるべきだろう。
ただ、おそらくまだ公にされていない事情があるに違いない。
自分は9月に幕張で行われた「蝶野王国」のイベントが引っかかるものがある。
無我は新日本プロレスを飛び出した団体。
もう二度と新日本とは絡まないハズだった。
それなのに新日本所属の蝶野選手の自主興業に参加したのだ。
もう二度と新日本とは絡まないハズだった。
それなのに新日本所属の蝶野選手の自主興業に参加したのだ。
しかも同イベントで行われた屋台を出すというアイディアはそもそも無我のものだった。
無我の試合は単独で行ったとはいえ、西村の天敵である長州も来場していた。
そこで西村の胸中に期するものがあったとしても不思議ではない。
そこで西村の胸中に期するものがあったとしても不思議ではない。
そこでもし、今後のことについて話し合われたとしたら・・・
西村だったら、それだけは我慢ならないところだろう。
今後の無我は、年末にかけてDRAGON CUPトーナメントが開催されるなど、今まで以上に攻めに転じた興業を打つ予定である。
そこに西村がいないということは、ファンにとって、もう通常のプロレスと変わらないのである。
西村が全日本でどのような無我スタイルの布教活動をするのか。そこに注目したい。