宗教編その2です。
友人の部屋に集まった友人の友人たちは、釈迦の話を始めました。
いかに釈迦が素晴らしい教えを残したか、そしていろんな宗派があるが、自分らはその教えを忠実に守っている唯一の団体だ。
題目を唱えることで、心が落ち着いてきて、やがて人生も変わるのだと。
いかに釈迦が素晴らしい教えを残したか、そしていろんな宗派があるが、自分らはその教えを忠実に守っている唯一の団体だ。
題目を唱えることで、心が落ち着いてきて、やがて人生も変わるのだと。
自分は「そんなことをして何の得になるのかわからないし、理解できない」と言うと、
自分たちもみな初めはそう思っていたが、やってみてわかったんだ。人生が変わった!
気持ちが落ち着くし、何事にも前向きに取り組むようになって人生が充実しているんだ。
気持ちが落ち着くし、何事にも前向きに取り組むようになって人生が充実しているんだ。
とみんな同じことを言う。
「自分はそんなことに興味はない。自分の人生くらい自分でなんとかするよ」と言うと、
やってもいないのになにがわかるんだ!俺たちはみな同じ経験をしたんだよ!
と言う。友人も同じことを言っていた。
押し問答がしばらく続くと、部屋にもう一人入ってきた。
彼らの先輩のようだ。
明らかにみんなの雰囲気が変わった。
自分はその先輩の目つきを忘れることができない。
もう、イッちゃってる目だった。
もう、イッちゃってる目だった。
先輩が口を開く。
みんなあなたのことを思って話しているんだよ。みんな人生が素晴らしく変わったんだ。
だからあなたにも素晴らしい人生を送って欲しいから、みんなで誘っているんだよ。
この気持ちを、あなたは無駄にする気なのか?
だからあなたにも素晴らしい人生を送って欲しいから、みんなで誘っているんだよ。
この気持ちを、あなたは無駄にする気なのか?
と、畳み込むように話し出した。そして、
あなたの疑問はすべてこの本が解決してくれる。
とある本を手渡した。
それを開くと、この宗教についてのさまざまな疑問点について、わかりやすく回答している「問答集」だった。
それを開くと、この宗教についてのさまざまな疑問点について、わかりやすく回答している「問答集」だった。
今まで自分が言ってきたことの回答がすべて本に載っていた。
もう、ただ単に宗教をやらない理由が見つからなくなってきてしまった。
もう、ただ単に宗教をやらない理由が見つからなくなってきてしまった。
やってみないとわからないだろ! それともあなたはこの先の人生、そうやって後ろ向きな気持ちでいるのか! 一緒にやろうよ!
もう夜の12時を超えた。
帰りの電車はもう、ない。