当時、自分は母の病気が治るものだと思っていました。
でも思いのほか症状が悪く、親戚の方から、もう治らないと聞かされたときは目の前が真っ暗になりました。
でも思いのほか症状が悪く、親戚の方から、もう治らないと聞かされたときは目の前が真っ暗になりました。
亡くなる前日に、自分は母を見舞いに行きました。
母は意識が朦朧としていて、会話もできず、自分が誰だかわかっていないように感じました。
そのときの生気のない母の目は、今でも脳裏にこびりついていて忘れられません。
母は意識が朦朧としていて、会話もできず、自分が誰だかわかっていないように感じました。
そのときの生気のない母の目は、今でも脳裏にこびりついていて忘れられません。
母が亡くなってからは、葬儀などが慌ただしくて、現実を受け止めるのが精一杯でした。
自分は、心にぽっかりと穴が開いたような気がしました。
自分は、心にぽっかりと穴が開いたような気がしました。
今思えば、この時期が一番人生の転機だったと思います。
それから忘れもしない夏の日、中学生時代の友人が訪ねてきたのです。
その友人を家に上げ、自分の部屋でお互いの近況などを話していると、どうも話が違う方へ行くのです。
その友人を家に上げ、自分の部屋でお互いの近況などを話していると、どうも話が違う方へ行くのです。
宗教の勧誘でした。
今でこそ、そんな誘いには乗らない自信がありますが、当時は落ち込んでいたためか、心の支えがほしかったのでしょう、一度やってみてから結論を出そうと決めました。
そうしたら、やめるまで大変でした・・・