亀田大毅VSバレリオ・サンチェス | ヒロエモンのハッソーハッソー

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亀田大毅選手の第6戦、VSバレリオ・サンチェス戦をTVで見た。

大毅選手にとって、初めての世界ランカー(WBC21位)との試合。
開始早々しっかりとガードして相手に向かっていく。
お互いにガードしながら頭と頭がくっつくぐらいに近づいて、ジャブを放つ。
合わせ鏡のようにジャブを側頭部やボディーに打ち合う。

ボクシングってこうだったっけ?
これはまるで「どちらが打たれ強いか決定戦」だ。

大毅選手はまったく足を使わない。
そのため、動きの少ない試合の印象になった。

亀田のあられパンチも有効打とはならなかった。
サンチェス選手は時折トランクスを直すのか、一瞬ノーガードになるのが気になった。

大毅選手は鼻血を出し、さらに右目上をカットし流血。

試合前は「3RまでにKO」「1Rあれば十分」などと発言していたが、
結局8Rが終了し、判定(2-0)で大毅選手の勝ち。

大毅選手は試合に負けることを恐れているのだろうか、
リスクを犯してまでラッシュをかけることがなかった。

兄の背中を追いかける立場になり、プレッシャーも感じているのだろう、
まだ若いから難しいと思うが、いつまでも兄の真似をするよりは、
はやく本来の自分を出してみたらどうだろう。

負けてもいいじゃないか。そこからまた這い上がる姿が見たいのだ。