父の朝食 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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ウチの父は自分で朝メシを作って食べる。
だから同居しているとはいっても、こっちは大助かりなのだ。夕食だけ一緒に食べればいいし。
でも何を作っているかというと、

まずフライパンを用意する。
水を入れて沸騰させる。
もやしを入れる。
ねぎを入れる。
よく煮る。

・・・終わり。

皿に盛り、ケチャップをかけて出来上がり・・・

その他に、青汁を飲み、食パンを焼いて食べるのだが、
本人は、毎日野菜を食べているから健康だと言っている。・・・満足しているのだ。
しかし毎日「もやし」だよ。しかも作っているときはすんごいにおいがするのだ。
換気扇を全開にしても、リビング中に臭うのだ。・・・勘弁してくれ!
しかもたまに酢入りバージョンを作るときなんかは、色んな臭いが混ざり合って
こっちは咳き込んでしまうので食べ終わるまで避難するのだ。

本人は健康の秘訣だと思っているらしい。
これを食べていれば、絶対にかぜをひかないと豪語している。

でも自分は知っている。冬にかぜをひくときがあることを。
そのとき父は無口になり、直るまで部屋にこもるのだ。