リッチーの抜けた穴にトミー・ボーリンが加入して第4期ディープ・パープルとなる。
サウンドも変わってしまった。これまで以上にソウルフルなヴォーカルで、
初めてアルバムを聴いたとき、
「これがあのハードロックだったディープ・パープルか?」と感じたほどだ。
トミーのギターはそれほど悪くはない。むしろスマートだが気持ちのこもった演奏を聴かせてくれる。
よく聴くと、良い曲が揃ったいいアルバムだ。
しかしトミーは当時ヘロイン中毒で、ライブではまともに弾けずに評判ががた落ちになり、
バンドは空中分解。ここで一旦解散する。
<第4期>
メンバー:ジョン・ロード(key)、トミー・ボーリン(g)、デヴィッド・カヴァーデイル(vo)
イアン・ペイス(ds),グレン・ヒューズ(b,vo)
アルバム
13 COME TASTE THE BAND (1975) ★★★★
14 LAST CONCERT IN JAPAN (1977) 1975/12/15のライブ
マニア向けライブ・アルバム
(15) THIS TIME AROUND LIVE IN TOKYO(LAST CONCERT IN JAPAN の完全版)1975/12/15のライブ
(16) ON THE WINGS OF A RUSSIAN FOXBAT~LIVE IN CALIFORNIA LONG BEACH ARENA 1976
1976/1/26と1976/2/27のライブ
その他企画盤多数(ここにすべて書けないくらい多い)
ここで8年間の空白期間があるが、その間メンバーはさまざまな活動をしている。
それらを追っていくのが楽しいのだ。