ガラスレインデスマッチ
セミまであまり歓声の上がらない桂スタジオ。
オイラが無理矢理っぽく応援してシ~ンとした空気を変えようとしましたよ。
セミ終了後30分のデスマッチの用意をするための休憩が取られたが、実際は1時間ちかくかかっていた。
オイラは西側の最前列のリング中央をキープ。
狙っていたわけではないが隣りには“バカ外人”マッドマン・ポンドがいた。
リング設営が終わりいよいよ開始でまず大谷の入場の時に、どうやらオイラの回りにはオイラと同じW☆INGフリークが集まっていたらしく、大ブーイングが…
もちろんオイラもブーイングしましたよ。
そして松永の入場時には大松永コールでした。
手には畳針ボードと何かが入った袋をもっていました。
そして試合開始。
大谷にはブーイングがやはり飛ぶというか飛ばしてました、mixiのZERO1-MAXコミュの管理人なんですが…
最初は普通のプロレスを展開するが、松永がシューズから五寸釘をヤスリで研ぎながらそれを大谷に刺しまくり、それをしまったら今度は顔面にファイアーをかましました。
ここまではなかなかテンポが良かったんですが、ここから先がちょっとグダグダ感が…
ロープにくくり付けられたガラスを破壊するために設置された車を奪いに車に向かって運転手を引きずり出したが、キーが無いから運転出来ないという流れに。これも無駄に時間が掛かりすぎてイマイチだった。
車を諦め、そこでその車からなぜかハンマーを持ち出しリング横のガラスをハンマーで叩き割り大谷に破片を浴びせた。
そしてリング設営に使った脚立をリングに持ち出し、車から出してきたオイルと何か布みたいなのをリング上のガラスに置き、それを燃やそうとするんだけどなかなか燃えなかったのでテンポが悪かった。
そして新木場で緊張感がたまらなかった畳針ボードをリング中央に置き、そしてその上に松永が入場時に持ち込んだ袋からガラス片を大量にばらまき大谷にとどめを刺そうとしたが、逆にやられて松永はまたもやお腹から畳針ボードに刺さりました。
この時点でガラスレインまで残り1分。
刺さった松永を畳針から引き剥がそうとするけど、剥れずに逆にグリグリしていたように見えてしまった。
もう時間が無くなり松永救出は諦め、試合中に倒れた笹崎レフェリーをニュートラルコーナーへ避難させ、大谷が身を盾にして笹崎レフェリーを守りガラスレインが…
刺さって動けない松永の背中にガラスの雨が降り注ぎ、その後ボードから剥がして3カウント。
ガラスがデモンストレーションよりも細かく砕けて実際には畳針のダメージが大きかったとは思うけど、やはりスゴいデスマッチだった。
普段のコスチュームであのリングにあがった大谷も立派だったし、松永の死に様も立派だった。
試合後に両手にしていたリストバンドを外し、マッドマン・ポンドリングへ招き入れ、それを手渡ししたシーンは印象的だった。
ミスターデンジャーはここで終焉を迎えたんだなと。
でもW☆INGフリークの心の中ではミスターデンジャーは生き続けるはず。
お疲れ様でした。

