このところ週末になると雨ばかりで、我々サンデーアングラーはなかなか釣りに行けませんね。
今日も雨なので、YouTubeを見ながらゴロゴロしています(笑)


僕は釣り以外にも昭和のプロレスが大好きなんですが、馬場と猪木で育った世代としては、その全盛期はいかなるものだったのかが気になるところです。
そんな感じで今日もYouTubeで古いプロレスを見ていたのですが、せっかくなので今回は馬場と猪木の全盛期について少し書いてみようと思います。


一般的にジャイアント馬場の全盛期は、日本プロレス時代のインターナショナルチャンピオンだった1965年〜1971年までだと言われています。


対するアントニオ猪木は、新日本プロレスを旗揚げした後、NWFチャンピオンとなった1973年頃から、糖尿病を発症する1982年くらいまでが全盛期と言われています。

馬場vsハンスシュミット 1964年

この試合は1964年にニューヨークで行われた馬場対ハンスシュミットの試合。2度目の海外修行に出た26歳の馬場。試合自体はいかにもアメリカンスタイルの、オールドスクールな内容なんですが、特筆すべきは馬場の身体つき。
リングアナウンサーが311lb(約141kg)とコールしていますね。馬場の自著においても当時は150kg近くあったと書かれているので、おそらく実測で140kg以上あったのでは無いかと想像出来ます。個人的にはこの時代が馬場のピークだと思っています。

翌1965年にインターナショナルチャンピオンとなる馬場ですが、その頃から身体つきが急激に細くなります。一説では、32文ロケット砲をマスターしたため、着地時の膝の負担を軽減させるために意図的に体重を落としたと言われています。

それにしても、この動画時代はまさにマッスル馬場と呼んでもおかしくないような肉体美ですね。この頃の馬場なら、ブルーザーブロディやスタンハンセンとマトモにぶつかってもパワーで圧倒出来たのではないかと想像するだけでワクワクしますね(笑)


猪木vsジャックブリスコ 1971年

数あるアントニオ猪木の試合の中で、個人的に1番好きなのは、日本プロレス時代の1971年に行われたジャックブリスコとのUN戦です。

タイツのカラーがオレンジから黒に変わって、精悍さを増した28歳の猪木。身体つきも分厚く、まさに惚れ惚れするような肉体美ですね。
攻撃する時もされる時も、その一挙手一投足全てがカッコよくて、当時のエース馬場を人気で猛追していた時期です。
特に30:00からの流れるような攻撃、カウント3を奪った後の仕草、勝ち名乗りを受ける時の手の上げ方、その動作一つ一つが全てカッコ良くてシビれます。この頃から少年猪木ファンが急増したのも納得です。


一般的にレスラーの全盛期は、心技体充実した30代半ばと言われています。しかし今回の映像を見ても分かる通り、その肉体の全盛期はやはり20代半ばから後半がピークでは無いかと思います。

今回紹介した20代の馬場と猪木。
以前はなかなか見ることが出来なかったこのような貴重な映像が、YouTubeの出現で今では簡単に見られるようになり、馬場 猪木世代としては嬉しい限りですね!