本当は1月からやるべき、あたしだってそう思ってた。

昨年末にライブの本数を突然聞かれて答えられなかったので数えておこうかなって年頭に思ったんだけどね、もう下半期に突入・・・。

 

※時代の流れに思いっきり翻弄されて勢いでつけてしまうこともあるが、基本的に敬称略。舞台の向こう側の方に「さん」付けって違和感ある。遠い人、憧れ、スターと心から思っているからこそ敬称略であることをご理解いただきたい。

って注意書きがないとえらそーなのも面倒な世の中だよ。

 

ま、記憶が新しいところからゆっくりと。

ツイッター(@piropiroyo)を見返しながら。

 

6/3(土)

最終回第16章『川元さん、この時期はジメジメよりも、北海道には梅雨がないって言い始める奴のほうが鬱陶しいです。』
【時間】開場18:45/開演19:00/終演21:00頃
【会場】新宿劇場バティオス
【料金】前売¥1800/当日¥2000

 

【ゲスト】柳喬之/日本エレキテル連合 オープニングダンサー:マツモトクラブ

多分1月から毎月分記事をアップしても毎月出てくる。

川元さん・・・・ではじまるやたら長いタイトルだが、要するに磁石佐々木×ダブルブッキング川元の同じ事務所のどす黒い二人が喫煙所で話しているという設定のトークライブ。

この日、帝国劇場で昼間と夜、二本同じミュージカルを見て、夜の部を休憩で飛び出して新宿へ。もうどうした・・・このライブの魅力って何よ。何を見に行ってるんだろうな、クセになってる。

笑演で佐々木が共演した俳優と日本エレキテル連合がゲスト。マツモトクラブはオープニングアクト。橋本がある俳優に迫られた話、中野の変態性とマツクラとふざけてひやかされて照れる面が意外すぎて素敵。

若手俳優へのフォローを見て磁石佐々木の深みをしみじみ感じた。

 

 

6/11(土)

とはいえ外はサンダー~うしろシティ第8回単独ライブ

【時間】開場13:30/開演14:00/終演16:00頃
【会場】新宿シアターサンモール
【料金】前売¥3300/当日¥???

 

うしろシティ単独ライブといえばこの会場、そのくらいの時期から毎年という感じの静かなファンよ、あたし。まだツアー中なのでネタバレは極力避けるけど、変な人展覧会。Vのオチも最高。最後のネタで多方面へのサービス精神を感じた。昨年の単独ライブはオチが弱いななんて生意気なことを考えていたけど今年はそんなこともなく。もうKOC決勝進出ではなくて優勝を視野に入れていいと思う。なんとなくそれは今年じゃなくて、でも来年とか再来年とか近い未来な感じがする。ラジオで「引きこもり達の兄貴」的な立ち位置になっているのもこの単独ライブの成功に大きく起因しているはず。別にあの頃を否定しているわけではなく広がりを感じるという意味で、バチバチエレキテルの頃からは考えられない躍進ぶり。金子の覚醒を感じた単独ライブ。もうちょっと、阿諏訪だけじゃなくて金子が世間に注目されるのも本当にもう~ちょっと。

 

それにしてもラジオリスナーが今回の単独ライブに初参戦という話を周りでよく聞く。

私は大体賞レースの予選・本選、ネットでの評判でライブに行ってみるかみたいな感じになったりするし、ラジオもそこそこ聴くんだけど「ラジオで発見した面白い人」というのが私にはまだいない。うらやましい。今年の2月末の他力本願ライブではミソッかす扱いだったように見えたうしろシティが、堂々とTBS24:00台3兄弟として君臨しているというか、欠かせない存在になっている。確かにラジオも盛り上がっている。なんのきっかけなんだろうか。

一度、あれ?勢いないかな?みたいなのを感じた時期があったので、この盛り返しは嬉しい。一気にてっぺんまで行ってほしい。

 次回はあの少し歩いたところにあるハンバーガー屋とすごく近くにあるタイ料理屋に寄りたいな。うどん屋は懐かしい感じ。

 

WEL

【時間】開場16:30/開演17:00/終演19:00頃
【会場】表参道GROUND
【料金】前売¥2500/当日¥???

 

ライブハシゴ。

ワタナベの事務所ライブ。Aマッソに注目しなかったら来なかった場所かもしれない。

最初に訪れた時は、「ワタナベってほんとにテレビに強い事務所なんだな」と思わざるを得ないくらいテレビで見かける面々のオンパレード。新ネタが見られるのと発売日にチケットが売り切れるほどの人気公演でありながら、終演後次回のライブチケットを購入出来るのでなんとなくダラダラ来ている。

 Aマッソはじめ数組がこのライブと同日で早い時間帯に行われる、セカンド層のWELNEXTから昇格した節目のこの日。

 Aマッソはコントで「手タレ」。コウ・ソウ・ヒラのワードセンスとアナザーワールドが無理なく進行するボケに惚れ惚れする。この日のトリはネプチューンだったので後ろで予定があるのに結局最後までねばる。ここの事務所は派手なんだよな、色々と。

なんかAマッソ以外に乗り気じゃない感想に見えるけど四千頭身・イヌコネクション・アントワネット(特にガッテン森枝そっくりの小澤)、NEXTではこゝろ・のばしぼんあたりも好きなんよ。

 

 

6/17(土)

東京03寄席

【時間】開場12:30/開演13:00/終演15:00頃
【会場】青山草月ホール
【料金】前売 1・2階席¥3500 3階席¥3000/当日¥???

 

東京03がお気に入りの芸人を呼んで2本ずつネタを楽しむ「貴族の遊び」的ライブ。もちろん本人たちもMCやネタも。この日は大変失礼ながら予定を詰めすぎて、このライブもこの後のライブも20分程度の遅刻。

 

卯月とラバーガールのネタ1本ずつ見逃す。

卯月:募金

ラバーガール:カフェでマリオ

かもめんたる:学芸会/フードファイター

さらば青春の光:オーダーミスする居酒屋

マツモトクラブ:三者面談

東京03:告白

 

書いてみてビックリ。2本とも覚えているのはかもめんたるのみ。

さらばとマツクラは見たことあるネタだけ覚えてた。いつか思い出したら書いておこう。

いや全部面白かったんだけどね。記憶が鮮明なうちに書かなきゃいけないと思うのはこういう失態をしてこそ。

ただあたしにマメに記録なんて神業が出来るわけない。

 

人力舎の2年目卯月の面白さよ。超若手コント師を世の中に見せつける感じがすごく好き、この事務所。ちょっとこれからも期待のトリオ。

 

以下トークと私の解釈から

卯月:ラバーガール大水が03飯塚にめちゃくちゃ推すくらいのトリオ

ラバーガール:コント導入のボケが秀逸

さらば青春の光:着眼点が素晴らしい

マツモトクラブ:一人劇団。子供の声は甥っこを使う。松本の血ですべてまかなってるのでマツモトクラブ

かもめんたる:独自の世界で間口が狭い。ただ独自の世界を貫くしかない。それでいい・・・なんて話だったけど当日のネタ二本も間口広めと狭目。確か去年のKOCでもそれを感じた。少し迷ってるのかな。

 

 

03に至ってはネタもトークも素晴らしい。飯塚のコント愛も分析も素晴らしい。

早くキングオブコントの審査員に飯塚を選んでほしい。

そういや、03ていうか飯塚がさらばっていうか森田と話していたのが「長い尺のコントを短い尺にするの無理」さらに飯塚が森田に「あきらめろ」と。

居酒屋のネタはね、4分じゃ面白さ半減するのよ。出来そうだけど。なんかそういう話。

 

 

いつだったか飯塚が「コントに演技力は関係ない」って言ってたけど、

これは島田歌穂(※)が「ミュージカルってやっぱり演技力」って言ったのと同じ。

演技力と歌唱力がある人がさも当然のようにこういう発言しちゃうと、才能のない人が勘違いしちゃう以前に震えるほどかっこいいよね。

 

(※)言わずもがなミュージカル大女優。ロンドンの初演キャストを差し置いて御前で歌を披露。代表役はレミゼラブルのエポニーヌ。1800人で満員の帝国劇場が彼女のソロナンバーで静まり返るのよ。

 

MU~ゾフィー第3回単独ライブ

【時間】開場14:30/開演15:00/終演16:30頃
【会場】渋谷ユーロライブ
【料金】前売¥2500/当日¥3000

 

今フリーで一番面白いコント師。とっくにタイタン入ってるのかと思ってた。

KOCの準決勝がお初。その後彼ら目当てではなくても下北や渋谷で見かけて必ず印象に残ってた。人生がぶっ飛んでてエピソードトークにも事欠かないのよね。2月にやった単独ライブに行けなかったので今回は無理してねじ込んだ。

 

前のライブからタクシー飛ばしても遅刻。そろーっと入って9本中5本ほど堪能。

MoUoshiMaiのように、ネタにもVタイトルにも「MU」が入っている単独ライブ。

テーマ性・・・。ブリッジVもVというか、タイトル文字と音声コント。

全部面白かったな。一休さんのコントが特に。娘さんをくださいとか。

こういう時、すぐレポ書けばもっと詳細なこと書けるのにって反省する。けど反省だけだな。

 

ずっと準決勝で見かけるしフリーのままそろそろKOC決勝にとも思うし、本人達だってそう思っているに違いない。けど彼らの狂気と変態性がもっとネタに反映されて欲しいな。設定も着眼点も普通では全然ないんだけど、普通に見やすいのよ。本当はとてもいいことだよね、これは。

 

ちなみにこの回、私が認識しただけでも5人は芸人がいた。Aマッソ加納が目の前を歩いていたので緊張もした。そりゃそうよ、ゾフィー面白いもん。

 

この日この後2時間半休憩なしの舞台へ。

 

6/18(日)

爆笑カミング寄席

【時間】開場12:00/開演12:15/終演13:15頃
【会場】新宿バッシュ!!
【料金】前売¥1300/当日¥1500

 

毎月1回2-3部構成でそれぞれ1時間ライブ。カミングがこれから来る若手、ブレンドが若手とベテラン混合、マスターズがベテラン・・・と西武新宿界隈のライブシーンが1時間(3部全部見ても3時間)で味わえるとても貴重なライブ。大体ランジャタイ目当て。今回はカミング寄席のみ。

まんじゅう大帝国:英会話 ランジャタイ:英会話 のまさかの設定かぶり。ただ全くネタの方向性が違うのでよし。それぞれ見たことあるネタだけれども、まあしょうがない。追っかけてる芸人だもんね。まんじゅう大帝国の他芸人にいじられるほどの落語口調、ランジャタイ国崎のおっぱいでかすぎる外国人女性。 いいわ~。

 

マカロン:最近よく見かけるけどもう少しネタを観てみたい。青春コント漫才で達者。去年はじめて観た時の印象はそんなによくないんだけど、もう結構とりこ。長髪前嶋がたまに本当の美人に見えるくらいにはのめり込んでいる。今年のM-1は3回戦以上を大前提としてもっともっと目立ってもいいんじゃないかなと思う。芸歴4-6年くらい?そしてどうやら地元が近いらしいこともポイント高い。高校どこよ?

スタンダップコーギー:本当に出来ないのか出来ないキャラなのかみたいな。これから要チェック。

ガクヅケ:西の人だろうなって一発でわかるようなファンタジー設定。フライドチキンを給油口に入れようってなんで思ったかね。

 

終わりに軽く飲んでから次と思って入った飲み屋。結局飲まずに食べる。

客はあたしとたまたま同じライブに行っていたっぽい二人組。感想に混ざりたいけどポーカーフェイス貫く。「チンピラ設定のコンビは多いけどペンギンズはポップだから受け入れやすいんだよね」と。同意。ランジャタイとまんじゅう大帝国も好きみたいだったし是非お友達になりたい。けど多分私は会場でいきなり話しかけるとか無理なので心の中でひっそり思うことにする。

 

トットーク

【時間】開場14:15/開演14:30/終演16:00頃
【会場】渋谷ヨシモト∞ホール
【料金】前売¥1800/当日¥2300

 

ちょっと気になっていたコンビが東京に来るというのでちょっくら。

私曰く、「エメラルドグルーンの銀シャリ」絶対浸透しないと思う。∞ホールの舞台も緑基調でウェルカムトット。知らないキャラ、イケメン設定、父親の話。何より面白かったのが大阪の芸人は近くに住んでいるから友好関係が切れないけど東京に出てくると散り散りで急に疎遠になると。しかしすごい人気なのね。自分が立ち見になるとは思わなかった。チラシ引いて座り見してたけど。

 

ろくでなしナックル

【時間】開場14:15/開演14:30/終演16:00頃
【会場】渋谷ヨシモト∞ホール
【料金】前売¥1800/当日¥2300

 

昨年久々に見たら急に華満開になっていた見取り図が東京に来ると聞いて早速・・・。

どうやら、アイロンヘッド×見取り図で勝手に全国ツアーと称して全国様々なホールを自分らでアポとって周るっていうユニットライブなんだとか。

いいな、見取り図。毎日TVで漫才やってほしい。

アイロンヘッドのギターを弾く方が耳良すぎて目見張った。

 

大往生パートⅡ~モグライダー4年ぶり2回目の単独ライブ

【時間】開場17:30/開演18:00/終演20:00頃
【会場】新宿シアターモリエール
【料金】前売¥3000/当日¥3500

 

若手の単独ライブでは唯一無二じゃなかろうか。まずこの格好。

 

ともしげの赤の羽織が、最初発注した時赤紫でメチャクチャクレームをつけた話から。

ちなみに満員のモリエールで4年前にもこのライブに来た人、ほんと少数。

そこで芝「みんないなくなっちまったのかよ!」

 

何このお祭り感。よくある「ネタを必死で仕上げました。どうぞ真剣にご覧あれ」とは一線どころか十線くらい画す感じ。真剣にご覧するのも好きだけどね。

 

ライブテーマは「ともしげが死ぬ前にやりたいこと」 これは4年前も同じ。だから大往生。

まず「普通のコント」がやりたいとのこと。曰く「スクール生がやるようなコンビニとか銀行強盗とかありきたりのやつ」 この時点でお腹よじれてる。

もちろん、この二人にかかったら普通のコントになるはずもなく。

モグライダーの魅力は緻密なアドリブ感。アドリブでやってるのか稽古して同じアドリブを生み出せるのか本当にわからない。ただいつも思うのは、二人とも本当に楽しそうにともしげが同じところで噛んで芝に鋭くツッコまれる、これってもう様式美だよねってこと。

 

虹の黄昏に借りたドラも大活躍。

スーパーニュウニュウが作った鳥山明の小道具も大活躍。

おにぎりは誰が作ったのか。

 

笑っていいともあり(芝のタモリモノマネは単独に留めておくのはもったいない)、落語あり(なんとともしげの芝浜が聞けた)。ともしげの冒頭あいさつにもあったように「見に来たではなく、皆さんも出てやるんだというつもりで」お腹いっぱい楽しんだ。

帰宅時の「あれ?あたし・・・モグライダーの単独・・・行ったんだよな・・・何を見せられたんだろう」込みで。

 

お笑いってこれだよな。庶民が何も考えずに大笑い出来るヤツ。

環境がなかなかそれをさせてくれない時代の気もするけど、ちゃんと体現しちゃうモグライダー。夢と可能性しか感じないコンビだね

 

 

行けなかったライブ

・アキナ牛シュタイン

・ランジャタイのやるなら今しかねえ

・としかわトーク

・喋喋喋る~ゲスト:ルシファー吉岡

 

6月小計:9本

年間小計:○本※集計中少々お待ちを

 

あー時間かかる。しんどい。究極の自己満足。

でも毎月ちゃんと上げていこう。1-5月のやつも・・・どうしよう。上げていこう・・・。

 

~info~

こちらで月1お笑いのこと話してます。

たしなむていどにハスキーを。よろ。

http://ch.nicovideo.jp/sonorite

 

過去配信分はこちら

https://www.youtube.com/channel/UCzIT54JRiStLg8vjOd__sog

チャンネル登録しなくていいから、1回観てほしいぜよ。

 

twitterID:@piropiroyo