ニコ生配信の度にヘアカラーチェンジしているという
なんのためのチャレンジなのかもうあたし自身もわかっておりませんが。
そしたらこんな素敵な画像をいただいたんです。
お世話になってるtip-top目白店の福岡サンから。
ヘアカラーの軌跡だそうです。
かっこええ。
ここのお店はね、あたしのようなイカれてイカしたカラーから
お清楚系まで幅広いスタイリングをしてくれるのよ。
しかもこんなにガンガンカラーチェンジしているのに、あたしの髪は今んとこブチブチ切れたりはしないよ。トリートメントも最高なのよね。
みんないこうよ、Tip-top。
と、行きつけサロンに媚びを売ったところで・・・。
キングオブコント前後でうるさくしていました、ニコ生配信。
やっと月1回の通常運転です・・・ってM-1か。
またうるさくしますがスミマセン。
今回は短め30分なのでハイライトなしフルバージョンアーカイブ。前夜祭と称した 9/30(金)配信の30分バージョン。
【彼ナシ15年】たしなむていどにハスキーを【KOC前夜祭】
https://www.youtube.com/watch?v=aK6iexCOl2E
後夜祭はギリギリここから見られるよ。10/4(火)配信の通常バージョン。
タイムシフト視聴は10月11日23:59まで。急いで。
【彼ナシ15年】たしなむていどにハスキーを【第11声】
http://live.nicovideo.jp/gate/lv275039478
何度も録画を見て
芸人ラジオを聴いて
リアルでもことあるごとに会話をして
バーチャルで色々な意見を見て
ほんとはね、最初この記事の題名は
「なんでこれまで評価されなかったのか~ライスが今まで売れなかった理由」
でした。
でも色々話してたらどうでもよくなってきちゃったので詳しくは書きません。
ニコ生では少し話しています。
だから見ようぜ。
【彼ナシ15年】たしなむていどにハスキーを【第11声】
http://live.nicovideo.jp/gate/lv275039478
タイムシフト視聴は10月11日23:59まで。急いで。
今回残しておきたいことだけ文字で残しておきます。
キングオブコント2016ネタ
1.しずる(突入)
2.ラブレターズ(野球拳)
3.かもめんたる(念)
4.かまいたち(監禁首ストン)
5.ななまがり(ナス持つおじさん)
6.ジャングルポケット(トイレどっきり)
7.だーりんず(父の告白)
8.タイムマシーン3号(小銭)
9.ジグザグジギー(達人)
10.ライス(都合のいいお願い)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・以下決勝ラウンド
11.かもめんたる(トラックの中)
12.タイムマシーン3号(セリフの練習)
13.かまいたち(ホームルーム)
14.ライス(喫茶店でクレーム)
15.ジャングルポケット(余命宣告)
今書き出してみても面白いですね。15本が15本ともつまらなくない。さすがコント師ベスト10。
なるべくネタ名だけ見て中身がばれないようなタイトルを付けるのも難しいですね、
これ以降、書きかけていたことを全部消してシンプルに。
まず、しずる。
今まで見たコントの中で最高傑作だったんじゃないかな(2016年10月11日現在)と言いたいです。
シリアスを少し曲がった視点から「または」バカバカしいことを緻密に
が今までのしずるの印象だったのですが
今回の突入はどこまでもシリアスでどこまでもバカバカしかったです。
2012年の能力者を超えるコントがくるなんてね。
常に進化し続けるからしずるはしずるなんですね。
天竺鼠とのユニットライブで改めて演技力に目を見張りましたが、これからもう少ししずるのライブも行きたいな、と。
今回は2本目が見られなくて残念だったけど、また来年以降。楽しみでしかありません。
かまいたち。
スターとしか言いようがありませんでした。
今だから言えるけど、baseよしもとに(モンスターエンジンのついでに)鎌鼬だった頃の彼らを見に行った際、「気持ち悪い、受け付けない」と思っていたことがあったんです。
ここ数年すっかりそんなこと思わず、素直に笑って応援していましたけど、今回の大会では「かまいたちがやって来る、ヤァ!ヤァ!ヤァ!」みたいなオーラと貫禄。ただただ眩しかったです。
1本目が大好きだけど、2本目に傑作ホームルームを持ってきたところも、もーーーーーーーうスターじゃん。ヤァ!ヤァ!ヤァ!
で、ライス。
「手芸部のブス」「メガネ(関町)がゲスい」、と準決勝のネタ(つまり放映された「都合のいいお願い」)、下北ライブで見た二人が入れ替わるネタ・・・・ほんと、これだけ。ほんとこれしか知りませんでした。
あくまでもネタを見た時の印象だけで優勝するかもしれない、いや優勝して欲しい、どっちで思ってたんだっけ。もうわからないです。
ライスのネタってシュールだとかブラックだとかエロだとか言われているみたいですけど、どういう風にも言い表せない、あたしには。
ライスを言い表す言葉が本当にないんです。
売りがないものは売れにくいです。
ただ面白いものは必ず売れます。
だからキングオブコント優勝、を売りに売れていきます。
という格好いい人達にだけ見えています、ライス。
いや最近ね、売りって備わっているものなのか、やっぱり作らなきゃいけないのか、とか考えていたもんでね。
そういう意味では希望の光でしかないです、ライス。
まんまと心の隙間に入ってきましたね、ライス。
今じゃ完全にただのファンです。
売れて欲しいな・売れるかなを超えたところに、ただもっとネタが見たいというシンプルな感情を抱けるコンビが出てきてくれたのが嬉しくもあり、
自分が追いかけたいほど好きなコンビが優勝するというのが、実はM-1までさかのぼって2004年のアンタッチャブル以来初めてでびっくりしているというのもあり。
このコンビからはこれからも色々いただきたい、とそんな風に思います。
ほんとあたしのようなバカに見つかってくれてありがとう、ライス。
(有吉「売れるというのはバカに見つかるということ」)
ん?あたしよしもと好きなの?普段単独とか有名な企画もののライブしか行かないのに結局よしもと好きなの?何周かまわってよしもと?
だから唐突にね、ラブレターズ溜口は役者、タイムマシーン3号関は達者。
これはすごく感じましたね。
よし、かもめんたるのことを書きます。
あたしはね、優勝したのにもう一度大会に出る人の気がしれません。
でした、になるからちょっと我慢して読んで下さい。
他のコンビにチャンスを、とか、もういいよ、とか心の底から思ってましたし。
きっとあたしと同じような感情を抱く人も多くいると思います。
だからね、リスクの高い行為だなと思うんですよ。王者の再挑戦。
あたしはリスクを恐れるあまりに行動が制限されてしまう様は格好悪いなと思いますが、
同時に、リスクが高いとわかっている行為に対してはそれを冒してまで欲しいものによっぽど共感出来なければ、やっぱりそれは愚かだなと思ってしまうのです。
もう一度優勝したい?知るか!なんでだよ?
って感じだったんでしょうね。
準決勝で今回の「念」を見た時も、びっくりもしたし笑ったりもしたんですが、先述の先入観のせいでうんざりが心を占めていました。
明らかに今まで見たことのないかもめんたるでした。しかしチャンピオンがもう一度コンテストに出る際、今までと全く同じ形式での決勝進出はほとんど不可能、という視聴者的経験からの大前提が、驚きを超えて「そんな風に変えてきやがって姑息だな」というマイナスの感情を芽生えさせました。
いざ決勝となり、1点差でかもめんたるがしずるの上に立った瞬間がかもめんたるに対して人生で一番最悪の感情を抱いていたかもしれません。
これはもう、しずるの2本目をどうしても見たかったからに他なりません。
こうして考えると、全然フラットでも冷静でもない。
だから怖いな、何かのファンて。いやごめん、話を大きくした。あたしが怖い。あたしが怖い。
先入観と贔屓目をコントロール出来ない感じ。あやうく思考の暴走ですな。
でも、でもですよ、やっぱりこういうことをひっくるめて、何度でも言いますけど王者の再チャレンジはリスクが高い行為なんだな、と改めて思います。
そんな中での2本目。
言葉のチョイスと演技力と今回はう大の居ずまいと顔・・・今となってはいくらその良さを挙げても滑稽なだけです。気持ち悪くて怖くて頭から離れなくて最高に面白いコントでした。
かもめんたるに対する薄い知識と印象から、2本目を見ている気持ちをなんとか表現しますと、「かもめんたるがド直球で勝負してきた上に、その球が重すぎて手がいつまでもしびれています」・・・うーん、これが限界です。
改めて言いますが、決勝進出までした芸人は皆、絶対優勝したかったですよね。で、優勝を狙って今回の形で勝負しましたよね。
でもあたしには、そういう一番大切なところが、かもめんたるに対しては一番どうでもよくて、優勝とかじゃないんだな、そんなのどうでもいいから格好いいな、すごく格好いいなと何回でも言いたくなってしまったのです。
1本目で変化球、2本目でド直球、かつ、あたしが毛嫌いしていた「王者の再挑戦」というハイリスクを経たという全ての様が、「我々はかもめんたるです。どうぞご覧ください」という堂々たる姿勢をまざまざと見せつける、という形に繋がったのではないかなと思います。
こんな風に壮大なドラマが簡単に生まれる、お笑いファンのあたしの脳みそが都合良すぎるのか、やっぱりかもめんたるがすごいのか、真実は闇の中ではありますが。
これが、一生わかることのない、しかもわからなくても全然いいと思っていた「男のロマン」かもしれません。男に限定しなくてもいいかもね、勝負師のロマン。
少し前にね、メイプル超合金が今回のM-1に参加することに関して友達と短くない時間話したことがあったんです。メイプルは王者じゃありませんが、もう十分売れてるっていうことで。
あたしは辞めた方がいい派。
友達は絶対挑戦した方がいい派。
しかも友達は、これまたあたしが全く興味のないプロレスを絡めて話を進めるもんだから、混乱の極みだったことも覚えています。
その夜、この話は平行線で決着つくことはなかったんだけど、今はちょっとわかる気がします。友達も多分言ってたけどロマンってやつ。
さあ、「書きかけていたことを全部消してシンプルに」はどこいった?!
まあいい。まとめます。
あたしにとってキングオブコントは、キングオブ設楽であり、キングオブじゃいでもあります。
参加する芸人(きれいごとを言わないのであれば大会を通して目についた人に限る)はもちろん、審査時のコメントや大御所感、ラジオでは一転して少し軽めの中堅芸人の様相で深い裏話を喋るバナナマン設楽、9回連続準決勝敗退の悔しさをおして愛のあるキングオブコント評をブログにあげるインスタントジョンソンじゃい。
今挙げた方々全員の評価がただただ爆上がりする非常にいい大会です。
来年以降もどうぞ、TBS様、Cygames様、継続のほどよろしくお願い致します。
そして今回のタイトルは、あたし自身の非常に大きな気付き。