フリルについて | ハンドメイド作家のソーイングガイド effi-sewing

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ハンドメイドバッグや布小物にはよく使われているフリルという飾り。

作品に華やぎをプラスしてくれます。

 

私も過去にこんなバッグを作りました↓

 

フリルと一口に言っても技法によって雰囲気も変わるもの。

この記事では3つの種類をご紹介します。

 

 

  1. フリルとは

そもそもフリルって何?と言う話ですが

細長い布の端が波打ったひだ飾りのことです。

 

似た言葉に「ラッフル」があります。

ほぼ意味は同じで、フリルに対し幅が広いものを「ラッフル」として使い分けることがあります。

 

ちなみにギャザーとの違いはギャザーは縫い縮めて立体感を出すことで、フリルはそうして作ったひだ飾りになります。

  2. フリルの技法

 

画像上から円フリル、タックフリル、ギャザーフリルです。

 

 

円フリルは縫い付ける側の長さは本体布と同じです。

円状にフリルを裁断することで、立体的なひだが生まれます。

ラッフルフリルとも呼ばれます。

 

タックフリルは画像だとボックスプリーツが連なったような形状ですね。

全てを同じ方向に倒すタックフリルもあります。

ちなみに折る時にフォークに生地を巻きつけていくやり方をよく見かけます。

興味がある人は調べてみてくださいね。

 

ギャザーフリルはギャザーを片側あるいは中央に寄せたフリルのことです。

画像は土台布の2倍の分量にしています。

フリルと言うとこのギャザーフリルが一般的でしょうか。

 

  3.端の処理方法

ひだの作り方以外に、布端の処理方法も仕上がりを左右する大事な要素です。

 

 

わ裁ち

 

 

ロック(普通の端処理ロックとは少し設定を変えてえいます)

 

三つ巻き

 

などがあり、画像はありませんが

その他に巻きロック、裁ち切り(ほつれない素材)にする場合もあります。

 

 

  4.まとめ

素材は厚めの生地より薄い生地の方が繊細なひだができます。

 

どうしたら思い描いたイメージのフリルが作れるか技法と端処理を決めていきましょう。

 

 

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