接着芯が浮いてポコポコする原因と対策 | ハンドメイド作家のソーイングガイド effi-sewing

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ハンドメイドには欠かせない接着芯。

せっかく完成した後に

 

あれれ、なんか空気が入ってポコポコしている?

 

そんな経験はありませんか。

 

 

 

この記事では接着芯が浮いてしまう原因と対処法、おすすめの接着芯ををまとめました。

 

最後まで読んでいただければ芯への理解が深まり、芯貼りへの苦手意識が和らぐと思いますニコニコ

 

 

  1.  芯地とは

芯は布に張りを出したり、綺麗なシルエットを作ることができます。

 

また型紙通りに仕上がるように変形を防いだり、厚みや硬さを加えて補強する役目もあります。

 

 

種類としては接着しないものもありますが、主流はアイロンで熱接着するタイプ。

 

アイロン接着芯は織り地、不織布などでできている芯地に接着樹脂を塗布したものでアイロンの熱で樹脂を溶かし布に接着させます。

 

 

アイロン以外にもシールタイプの接着芯もあります。

 

 

芯を貼ったら裏地をつけるのが普通ですが、裏布を兼ねた芯地も。

 

 

 

  2.接着芯が浮いてしまう原因と対処法

接着芯が浮いてしまう原因は3つ考えられます。

 

①接着不良

アイロンで接着芯を貼る場合、適切な道具、温度、貼り方を守らないと十分に接着できず浮いてしまうことがあります。

折りジワをアイロンで伸ばし、平らなアイロン台で素材に合った温度で10秒ほど押し当てるように貼ります。

この時アイロンの蒸気穴部分は圧力がかからないので、ずらしながらまんべんなく圧力をかけましょう。

一度浮いてしまった芯ももう一度貼り直せば改善することがあります。

 

②接着芯の収縮

接着芯が貼り合わせる生地より熱や水分で収縮する場合。

作っている間や洗濯により収縮し、生地が追従せず剥がれてしまうことがあります。

貼る前に芯にスチームをかけ収縮させてから貼ります。

 

 

③そもそも芯に問題がある

どれだけ貼り方に注意してもなぜかポコポコ浮いてきてしまう芯があります。

表地のとの相性もあるでしょうが、そういう芯は大抵どの生地に貼っても綺麗に貼れない、というのが個人的な見解です。

これも主観ですが不織布の芯は浮きやすい印象です。

 

 

  3. 芯の選び方

基本的に表地と同じような基布の芯が合います。

 

ニットには編み地、横伸びする生地には横伸びする芯など。

 

また薄めの生地に厚い芯を貼ると境目が目立ちますので全面に貼るか表地になじむ薄い芯を選ぶなどしましょう。

 

 

また、ぶっつけ本番で仕立ててから芯で失敗したことに気づいても直すのは難しいです。

 

実物に実物に貼る前に試し貼りして接着力や風合いをチェックしましょう。

 

 

  4.おすすめの接着芯

とはいえ、試し貼りをするために何種類も芯を買うのは大変ですよね。

 

芯選びに失敗したくない方におすすめの芯はこれ

プレシオン芯地

 

 

 

 

この芯のすばらしいところは時間をかけてアイロンを押し当てなくても滑らせるかけ方で貼れるところです。

浮き上がったりもしにくいので仕上がりが綺麗。

 

接着芯迷子になっている方は一度試してみてくださいね。

 

 

 

 

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