ずっと書きたかった、黒夢のアルバム「Headache and Dub Reel Inch」の全曲感想。
発売から約1ヵ月。
発売後の渋谷の握手会では、清春さん宛てのお手紙に全曲感想を書きましたが。
今さらな感じだけど、今日DVDのドキュメンタリー見ていたらまた気持ちが高まっちゃって。
書いてみたいと思います。
「Headache and Dub Reel Inch」全曲感想①
「13 new ache」
強烈なインパクトの1曲目。
まさに13年越しの作品にふさわしい、「新しい黒夢」の曲。
まずイントロのドラムとベースの激しさに伴うグルーブ感と、シャウトにやられた!
新しい!こんなリズムは聴いたことない。
ちょっと変則的な感じでくせになる!!
清春さんの歌も攻撃的だけど洗練されていて、めちゃめちゃクール!
SEがたくさん入って近未来的なロックの音になってるのも、新しい黒夢って感じです。
とにかく凄く好きな曲!!
これはぜひ武道館でも1曲目に聴きたいです。
「White Lush Movie」
アッパーなテンポ感。
映画の前半みたいなワクワク感。これから何かはじまるぞ!!みたいな。
テンションをあげたいときに聴きたい曲だな~。
清春さんのパンチある声と、人時さんのベースのうねりが気持ちいい。
歌が重なって掛け合い見たいになっているところも印象的。
「Someone」
軽快でキレのよい歌と、力強いベース。
Aメロとか前半は妖しげなんだけど、サビは気持ちいい感じ。
口ずさみたくなるような。
この組み合わせはすごい。
そして、ソロがやばい。変則リズムのベースとドラムとギター。
まさに夢の競演みたいな(笑)
こういうクールなプレイが多々ありながらも、ポップな感じは黒夢しかできないと思う。
聴いていて楽しい曲。
「ミザリー」
まさに新しい黒夢が動き出したときの、象徴的な曲。
この曲を聴くと、黒夢代々木を思い出す。
あの日のやけに綺麗な空は、忘れないだろうなー。
幸運にも前から二列目で見させてもらえた、真っ白い黒夢。
New Takeでは更に音の厚みが増して、カッコいい。
清春さんの歌の中に、黒夢の未来が詰まっているって感じ。
「アロン」
アルバムを初めて通しで聴いたとき、この曲で涙が出た。
半年前。先行き不透明な世の中に気持ちが沈みがちだった頃。
私の心を救ってくれた曲といっても過言ではない。
あの頃は、この曲がアルバムの中の1曲になることがまだ想像なかった。
黒夢がライヴをして、サッズや清春さんの動きが活発になっていく中で。
だんだんわたしも、前に向けて歩き出せた気がする。
その第一歩をつくってくれたのは、この曲。
「最後は独り」 だけど誰を思うの?
その一点こそが 君を僕を救うだろう
この言葉が、心の支えになった。
メロも詞も歌もアレンジもPVも、すべてが好きな曲。
②に続く。