あの日、僕はオナホ童貞を卒業した。
それから月日は過ぎ2026年春。新しいオナホが欲しくなった。欲とは罪深いもので足るを知らないらしい。あれほど憧れ、羨望したモノさえも、手に入れ馴染めばさもそれが当たり前かのように扱ってしまう。それどころか、盲目が晴れ、ダメなところまで指をささずにはいられなくなってしまう。まあ端的に言うと、「このオナホ使いにくいわ……」とずっと思ってた。
まず、締め付けがすごい。オナホの詳細は昔のブログを読んでくれればいい。書くのがめんどくさいから。決して、自分の息子が大きいわけではないと思っている。他者と比べたことはないが、大きいと思ったことは一度たりともない。それでも穴の締め付けが強く、本当に疲れるのだ。血を海綿体に充満させて硬さを維持しないと、外に押し出されてしまうほどの締め付け。しかしながら、硬くすればするほどに、圧力は強くなり、より一層の反発を生み出す。陰部が痛い。一日に5回扱いた時のような疲れや痛みが、これを使えばすぐに陰茎を襲う。ちんちんがじんじんだ。
さらに、使用後の処理が面倒だ。非貫通型で入口も狭いものだから、洗った後、全然乾かない。これは衛生的によくないため、オナホ卒業式の頃からずっと思っていたことだ。
だから新しいオナホが欲しい。それだけだ。
しかし天啓、もしくは猿知恵。
“今のオナホを貫通型に改造すればいいじゃない”
やるしかない。こういう時のこの男の行動はすこぶる早い。帰宅後、速攻でオナホの頭を切った。
開通した穴を覗く。ピンクのイボが視界を塞ぎ、先を見通すことが出来なかった。これがこの商品の売りであり、自慢の刀をへし折ろうとしてくる処女ヤンキー娘の器だ。そう考えると普通にリョナでは?なにはともあれ、疑似的に貫通型オナホを作り出したのだ。いざ、尋常に────
────狭えよ!!!!
そうだよなあ!!別に貫通型にしたからって穴の大きさは変わんねえもんなあ!ただ息子の頭がコニチワしてるだけのキツキツオナホじゃねえか!!
ちくしょう……、ちんちんがじんじんだぜ……。
ちくしょう……、次買うのはもっとユルい奴がいいぜ……。
P.S.オナホを裏返したらホヤみたいなの生まれた。