例えばですね、人間より高次元の存在が人間を家畜化して食料にしたとしましょう。
そこであなたは家畜として飼育され、育てば肉片になり高次元存在の栄養になる未来が待ち受けています。
そして肉片となったあなたは、食卓に並べられて高次元存在があなたを見ています。
そこで“いただきます”と言われたいか?
私は言われたくないですね。私はですね、高次元存在が圧倒的な技術で直接私を殺し、その手で私を捌いて食べる際には、感謝の言葉として“いただきます”を言われたいです。でも、家畜として育てられて、屠殺も肉として捌くこともしていない存在に食べられるのに変な感謝はされたくないですね。そういう運命ですし、目の前の存在は私となんの繋がりもありませんから。
どうせ食べられるなら、美味しいと言わせたいですね。
特に子供に。無垢な子供に、「おいしー!」と言われたら、家畜としての私の人生も救われるものです。
でも残されたり、食べ散らかされたりしたら死ぬほど腹立たしい。
だから、私は綺麗に食べる。お残しもしない。
これが私の食育。