5,000円を払うと1時間椅子に座らせてくれるところ、ヘアサロン。
意外かもしれないが、私はあそこが好きだ。
ヘアスタイルどころか、容姿にあまり興味がない私だが、だいたい3か月毎にあそこに行く。今日も行ってきた。女性客がいる中、私のもみあげが、ゔぃいぃん。と刈られていた。
そもそも、私はツーブロック以外の選択肢を知らない。中学からずっとツーブロだ。ツーブロにして、マッシュにされる。どこに行ってもそれだ。流行ってるんですかね?まあ、ツーブロ以外の注文したことないから知らないけど。
でも似合う髪型は知っている。
マッシュである。
以前通っていたヘアサロンで担当してくれていた老紳士に「毛が硬くてストレートに伸びている。しかも頭が丸い。君が女の子だったら、絶対ボブが似合うよ。」と言われた。ギリギリセクハラかもしれない。
まあ、そういう髪型が似合うのだ。自分でも自分の髪質は理解している。ワックスが効きにくく、短く切るとウニのようにツンツンに立つ奴らだ。容姿に興味がない私は、マッシュにして落ち着かせるしかないのだ。
というわけで、今回も見事な亀頭が出来上がった。
「前回と同じ感じで」としか注文しないカスカスタマーに対しても、全力で答えてくれたお兄さんに感謝である。
ところで、私は髪を切られている際に会話をしない。陰キャらしく、ご想像の通りだ。最中はただ、ぼぅと美容師の手腕を見ている。このタイプの人間はヘアサロンを苦手とする人が多いのだろうが、私はヘアサロンが好きである。
理由:人にシャンプーされたい。
これだけのために行っていると言っても過言ではない。
特に男性のシャンプーが良い。ごつい手でワシワシと洗われるのが好きなのだ。
シャンプー専門店みたいな繊細な感じじゃなくて、少し雑めに洗われたい。
老紳士のヘアサロンに行かなくなった理由は、シャンプーが機械になったからである。機械は嫌ですね。綺麗にしなくてもいいので手で洗われたい。でも5年もすれば機械が主流になってそうな雰囲気はありますね。そうなったらもう、ぜんぜん注文を聞いてくれない店主がやってる、味わいのある理髪店に行くしかないですね。私が生きている間は潰れないでくれ。
あと今の美容室の良いところは、「指名なし」が選べるところですね。あまりお手を煩わせたくないので、空いている人が片手間で切ってくれたらそれでいいです。そんな日でした。
以上。