◆尻のくぼみ

 

 割と昔から気になっていることがある。

 

 “尻のくぼみ”についてだ。

 

 尻の穴ではなく、尻のくぼみだ。

 

 家庭用脱毛器で全身脱毛をしている関係上、自分の尻を鏡越しに眺めることが多々あるのだが、いるのだ。くぼみが。尻の穴より、もう少し腰側。尾てい骨の少し下に、くぼみがあるのだ。直径数ミリしかないが、確かにくぼんでいる。

 

 なんだこれは。

 

 

 ◆耳の裏

 

 私は自他共に認める正真正銘の陰キャである。そのくせに、左耳にピアスが開いている。イキりすぎである。痛いぞ。

 

 それはさておき、ファーストピアスが安定したころに、耳の裏がどうなっているのか知りたくてたまらなかった。普段、耳の表面は鏡で見ることができるし、のっぺりとした耳たぶに穴が「ぽつん」と開いているのは、何度も見てきた。

 

 しかしながら、裏はどうだ。自分で見たこともなければ、他人のを見る機会もない。耳の裏を洗い忘れる人もいるくらいなのだから、あまり人類史上話題に上がらなかったのだと思う。では、私がその稀有な例になろう。

 

 方法は簡単だ。現代の我らにはスマートフォーンという文明の利器がある。こいつは電話だけではなく、写真、ビデオすらも撮影できるのだ。耳を手で押さえながら……

 

 おお、きもい。

 

 上部はシュレックの耳を彷彿とさせる、先の広がった形状をしているが、問題は上部より下部だ。

 

 下部は皮膚を無理やり繋げたような、変に皴立った形をしている。小籠包や肉まんの捻り閉じられている上部のような、不気味な溝を有していた。

 

 パンドラの箱ではなく、ただのミミックだ。

 

 

 ◆踵と踝の間

 

 見慣れない漢字すぎる。かかととくるぶしの間について言いたいのに、漢字のノイズが入ってしまった。

 

 ひらがなで書くと「かかととくるぶし」の「かかとと」の部分も気になる。ああ!

 

 話を戻すと、踵とくるぶしの間……。この書き方なら分かりやすそうだ。

 

 そもそも、「踝」が見慣れなさすぎる。「踵」は稀に目にするが、「踝」は見ない。なんだその字。

 

 足に果って。足に実ったものて。確かにそうだな。否定しきれない。

 

 脱線に次ぐ脱線。私が話したかったのは、踵とくるぶしの間にある凹みについてだ。

 

 左右に存在している凹み部分だが、ありえないほど垢が出る。

 

 本来、肌を指で撫でた程度では出るはずもないのだが、あそこだけは例外である。

 

 爪を立てずとも、垢が出てくる。

 

 足の指の間からは出てこないことから、普段の洗浄が疎かというわけではないと信じたい。

 

 そこだけ不潔なことってあるのか。