パイズリ、それはすべての男があこがれる夢。
おっぱいでちんちんを挟んでいただく行為。
たとえ、それが大きくても小さくても、関係ない。
その行為自体に意味があるのだ。
その夢を追い求めて、今、ある男が勃ちあがった……
私は日々、オナニーに勤しんでいる。正直、オナニーのために生き、オナニーにイかされているまである。そのくらい、私にはオナニーしかない。悲しきオナニー狂だと、自分でもしみじみ思う。は?
そんな私は、日ごろからオナニーに使えそうな道具を探している。ドンキに行ったり、100円ショップに行ったり、部屋にあるもので試したり。そんなオナニー狂に神の恵みなのか、部屋の隅で未使用の風船を発見した。風船なんてこんなもの、7割以上はラブグッズだろ。大人の風船遊びはほぼセックスだろ。一切のウソである。しかし実際、検索してみると風船オナニーの記事は出てきた。
男性の風船オナニーのやり方
・風船を2つ用意し、中にゆっくり水を入れながら膨らませる。
・ある程度膨らんだら、2つを並べて間にローションを入れていく。
・風船の間にペニスを入れ、風船を動かす。
つまり、男性の風船オナニーとは疑似パイズリということだ。非常に手ごろで簡単なやり方である。
思い勃ったが吉日、さっそく裸に着替え、右手にペペ、左手に風船を携え、風呂場へ向かう。
蛇口に風船のふき口をかぶせ、ゆっくりお湯を出すと、ぷくー、と風船が膨れてゆく。風船オナニーはあまり有名ではないのか、実際の画像がすぐに出てこなかったから風船の大きさがわからない。あまり膨らませても危ないと思った私は、直径が10㎝程度のところで止めて、口を縛る。するとなんということだ。家にあった風船は、丸ではなく少し細長い楕円を描くような風船だったから、完全に膨らまない限りは、風船の頭がぴんっ、と突起しているのである。まるで勃起した乳首のようで、臨場感を増加させる。うれしいプレゼントだ。
もう一つも同じように膨らませてやると、疑似パイの完成だ。手にローションを出し、竿と双球に塗りたくる。ぬらぬらとテカる愚息は、これから起こる事象に武者震いを見せていた。いざ。
温かな双球を大蛇に押し付けると、行き場を失ったそいつは、プルんっ、と風船を通り越してしまった。もう一度、挟み込もうとしても、逃げてしまう。何度か試したが、風船だけで挟み込めるほどの大きさではないうえに、挟み込める柔らかさでもないようだ。こればっかりは風船を吟味する必要がある。
この状態の風船で扱くために、自分なりに2パターンの解決策を考えた。
1つ目は、竿の表面から横にかけて風船を当て、その風船を竿と共に、両手で包み込み扱く方法だ。それなりに調整がしやすいメリットがある半面、裏筋を自分の手で触ることになるため、完全なパイズリとは遠い気がした。
2つ目は、竿を自身の身体に密着させ、裏から風船を当てる方法だ。これなら風船のみを動かせるわけだが、この方法、私には欠点があった。おそらく多くの人は問題ないと思うが、私は陰毛を脱毛しており、風船オナニーを行った当時、陰毛が少し伸びていたのである。イメージでいえば、陰毛にひげが生えているような感じである。つまり、亀頭という粘膜にひげが刺さっているような状態だ。痛痒くてオナニーどころではない。
結局、風船オナニーは断念した。楽しみではあったが、仕方がない……
しかし、オナニーの神は私を見放さなかった!
膨らませた風船の突起部、風船乳首を己の乳首に当てて動かすと、すこぶる気持ちがよい。いままで、手や服の上からしか触られなかった乳首に新たな快感が与えられたのだ。乳首と脳と陰茎に電撃を走らせながら、乳首いじりをする。あまりにもいやらしいその感覚に耐えられず、白濁を漏らしてしまった。なんとも心地よく、安らかなのか。風船を使ったことによって、子供のころの純粋さを思い出したようなオナニーであった。
残念ながら、部屋の風船は2つで終わりだったが、またしたいと思えるほど、気持ちがよかった。100円ショップで手に入るお手ごろさもあり、もっと流行るべきである。風船チクニー。
P.S.そもそもの話だが、私はパイズリをされたことがない。つまり、どれだけ正解の方法で風船オナニーをやったとて、それがパイズリに近いのかどうかわからない。なんだこの時間。