高学年になり、サッカーのうまさとは何ぞや??という疑問が色濃くなってきました。
というのは、うちの息子、地域の中ではまぁまぁ上手い部類だと思います。
この「まぁまぁ上手い部類」というのがきっと曲者で、
地域の中で「突き抜ける」ほどではない。
サッカーに限らずすべての分野についてそうだと思うのですが、
ある分野で一生懸命努力していくと、到達まで遅かったり早かったりまではあるかもしれませんが、
ある一定まではおそらくみんなたどり着く・・・。
そこからまた頭ひとつ抜けるには、
時間と努力と才能、なのかな・・・・と。
①時間
成長曲線は、右肩上がりの比例直線ではなく、階段型の線だと思います。
しばらく横ばいの時期が続いて、ある日少しだけ「くいっ」と上がる。
そして、また長い横ばいの時期に入る。その繰り返し。
そして、初心者の時期はその横ばいの時期がとても短くて、少し練習をすると「くいっ」とすぐに上がるため、
みるみるうちに上達するのですが、ある一定までくると急に上がらなくなる。
そこからは、少しずつしか上達しないイメージです。
ある一定までくると、少しずつしか上がらなくなるため、
単純に早く始めた方が早く上達し続けるし、多く時間を取った方が早く上がる時期を迎えると思います。
②努力
上記のように、一定レベルに達するとなかなか上達しない日々が続きます。
その日々の中でも、焦らず腐らず実直に努力し続けらるかどうか。
常により良くしよう、と試行錯誤し改良を加えられるかどうか。
毎日ボールタッチをする等の積み重ね。
単純にサッカーが好きであれば、続くのかもしれません。
③才能
ここでいう才能は、サッカーでいう才能も含みますが、それが何なのかわからない素人の私がここで述べたい才能はまた違っていて・・・。
ここでいう才能は、
「サッカー向きの性格かどうか」です。
私が以前からずっと見てきて思うことは、サッカーって性格に左右されるスポーツだな、ということ。
野球のように誰でも平等に順番が回ってきたチャンスがあるわけではなく、
1つのボールを奪い合うスポーツ。
自ずと負けず嫌いの"俺が俺が!!"タイプが優位だと思うんです。あとは、明るくはつらつとしているタイプ。
必要とされるメンタリティも、例えば大谷翔平のメンタリティがサッカーに適用できるかどうかは難しいのではと感じています。
守備も攻撃も比較的ゆっくりで「自分と向き合う」メンタリティが必要な野球に対して、
ゼロコンマ何秒で局面が変わるサッカー。
判断の連続、仲間とも相手とも身体が激しくぶつかり合う。仲間とのコミュニケーションも多い。
頭ひとつ飛びぬけた選手になるには、性格も難があるなーと感じます。
私が特に気にしているのは、③で・・・
(続きます)