ゆうちょ銀行が学歴によって就職セミナーへの参加を選別していることがネットで話題となっています。
学歴が日東駒専レベルの学生がセミナーの予約が満席で応募できないのに対し、東京大学で登録してみると応募できることが判明しました。
【参考記事】
http://netgeek.biz/archives/38516
就職サイトのシステム上で学歴フィルターを設定できるようになっていることが分かりますが、学歴による不平等感が問題となっています。
しかし、憲法では学歴による選別を『経済活動の自由(憲法22条および29条)』として認められており、最高裁判決でも可決されています。
企業が欲している採用基準はさまざまで、そもそも企業の採用活動は公正ではありません。
中途採用の求人情報にも、応募の必須条件がしっかりと記載されております。
私は、スポーツ推薦で専修大学商学部に進学しましたが、新卒の就職活動時は全ての企業職種に応募出来ると思っていました。
食品メーカーで開発をしたいと思ったこともありましたが、実際に開発をしている方は、農学系の大学院生がほとんどだということを社会人になってから知りました。
ただし、学歴だけで希望の企業職種に就職できないかというと100%そうではありません。さまざまなルートで人事とコンタクトをとり、内定まで進む方もいます。
私は、新卒で入社した現在の会社には、就職イベントで人事と知り合い就職サイト経由の会社説明会とは全く別のルートで内定まで進みました。内定をもらってから企業の就職サイトにエントリーしたことを覚えています。
超学歴主義の教科書系出版社にも、高学歴でない方が人づてで内定を勝ち取った方を知っています。
企業の採用基準を理解し、可能性を信じてさまざまなルートを模索しながら就職活動することをおすすめします。