ブルームバーグ社の情報によると、ソニーがモバイル事業の経営計画の見直しで、1,000名規模の追加人員削減を計画していることが分かりました。
すでに決定している削減と合わせて現在7,000名規模の従業員を約2,000名減らすことになります。
人員削減の要因として、低価格製品を提供する中国スマホメーカーとの競争で苦戦を強いられていることが上げられています。
中国のスマホメーカーのシャオミー(Xiaomi)の2014年度のスマホ出荷台数は7,000万台を超えており、米アップルのiPhonにも負けない人気を誇っているそうです。
日本のスマホ利用者が、約4,262万人(ニールセン調べ)と言われていますので、日本のスマホ利用者の約1.64倍の台数を1年間で販売していることになります。
世界のスマホメーカーは上位から順に、サムスン、アップル、シャオミー、レノボ、LGと全て外資系企業になります。
ソニーは、早期退職者に対し提携している再就職支援会社を紹介していますが、再就職支援会社は求人を取り扱っている訳ではなくあくまでも転職支援サービスになります。
雇用の受皿となる企業が国内にあるかどうかは、不明です。
人材紹介会社の中には、外国メーカーの求人を取り扱っているところもあり、面接の日程調整から現地での就業環境なども詳しく説明してくれます。
人材紹介会社のキャリアコンサルタント全員が、特定の技術分野に詳しい訳ではありません。
ソニー出身者を設立されている人材紹介会社、キャリア・デベロプメント・アソシエイツ株式会社代表の田辺晃さんは、ソニー在籍時にドイツ工場で技術責任者の経験があります。
専門技術分野のご経験がある方は、相談する人材紹介会社の所属コンサルタントの経歴を確認してから応募するのも良いでしょう。