病欠時の休暇制度事例 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


昨日から体調が非常に悪いのですが、社会人になってから運動をほとんどしなくなり風邪も年に数回ひくようになりました。



私が所属している会社では、病気で会社を休む時は欠勤扱いになるため有給休暇を申請しています。



平日日中に病院へ行く際も、有休を午前半休申請しています。



日本のほとんどの会社が体調に関する休暇制度を導入していないのが現状です。



体調に関する休暇制度としては、つわり休暇や生理休暇があります。

【つわり休暇がある会社】
・カネボウ化粧品販売株式会社
・森永乳業株式会社
・科研製薬株式会社 など

【生理休暇がある会社】
・株式会社ロフト
・ANA新千歳空港株式会社
・株式会社ミクシィ など



有給休暇は、ほとんどの企業が就業規則に入社してから半年後に使用可能になると定めています。



私が担当している企業で、有休が付与される入社から6ヶ月以内は最大5日まで体調不良で休んでも欠勤扱いとしない病欠休暇制度を設けているところがあります。



インフルエンザのような出勤を控えなければならない病気の場合でも、労働基準法第26条の「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当しないと考えられるため、会社は休業手当を支払う必要がなく、欠勤扱いとなります。



私も以前、ノロウィルスと診断された時は会社に強制的に出社できませんでした(妻にはうつってしまいましたが・・・)。



休暇制度は、採用情報で確認することができますので、参考までに確認しておくと良いでしょう。

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福井祐平