
大学生を対象に就業体験の機会を提供するインターンシップを導入する企業が増えています。
導入企業増加の背景の1つとして、新卒学生の採用選考開始の解禁時期の後ろ倒しが上げられます。
2016年度卒業予定者から、採用選考の解禁時期は2015年8月を予定しております。
企業は優秀な学生に解禁時期よりも早期にアプローチするために、インターンシップを行っています。
企業のインターンシップの導入目的は、単純に就業体験の機会の提供ではなく、学生を選別するために行われていると考えられます。
新卒学生向けのインターシップ情報は、企業のHPかリクナビなどの新卒向け就職サイトで見つけることができます。
企業によっては、全ての学生がインターシップの応募条件を満たしている訳ではありません。
とあるIT企業では、「Webアプリケーションの設計・開発が出来る方」などの条件を設定しているところもあります。
私が就職活動を行っていた2007年度卒時代にはインターンシップの受け入れ行っている企業はほとんどありませんでした。またインターンシップを積極的に活用している学生もいませんでした。
就業体験は、卒業前に仕事内容のイメージが持てるだけでなく職場環境も肌で感じることができます。
また、大手企業とベンチャー企業の両方の就業体験を行うと、会社規模ごとの仕事の進め方の違いを実感することができます。
イギリスの看護師、フローレンス・ナイチンゲールは「どんな仕事をするにせよ、実際に学ぶことができるのは現場においてのみである。」と語っています。
インターシップ制度は、企業に面接されているという認識を持って時間の許す限り利用することをお勧めします。
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福井祐平