NHKで2016年1月より放送される大河ドラマが「真田丸」に決定しました。
大河ドラマ「真田丸」の主人公は、戦国時代の武将、真田幸村(1567~1641)です。
真田幸村は、長野の小さな領主の家に生まれます。
江戸時代の大阪夏の陣で寡兵3,500名で、徳川家康の本陣まで攻め込み家康を追い詰めた実績がある方です。
真田幸村の人柄は、柔和で辛抱強く、物静かで怒ることはなかったそうです。
真田幸村は、「部下ほど難しい存在はない」と語っていたそうです。
脳は、「快」と「不快」に分けて脳内物質が出ます。
脳が、「楽しい」「愉快」「快い」「気持ちいい」と判断した場合、βーエンドルフィンが分泌されます。逆に、「辛い」「怖い」「不安だ」「不快だ」と判断すると、ノルアドレナリンが分泌され、交感神経を活動させてストレスを発生させます。
人は怒ったときは、不快を感じたときに出るノルアドレナリンが大量に分泌されます。そのため、ノルアドレナリンは「怒りのホルモン」とも言われています。
「怒らない技術」の著者、嶋津良智さんは、怒ることは悪くないが、怒りは「感情の暴力」であり、「怒って済まそうとするのは甘さの表れ」、「怒るマネジメントでついてくる部下はいない」と語っています。
嶋津良智さんは、怒る感情の対策として以下の5つを紹介しています。
【怒る感情の対策】
・怒りを10段階で採点する
・怒りを感じた時のための「心を落ち着かせるための言葉」を用意する
・別の思考で頭をいっぱいにする
・怒りを記録して、分析する
・怒りのパターンを知り、別の行動を取る
真田幸村も、決戦に向けて3,500名の兵士を1つにまとめるには、「怒るマネジメント」ではない選択を意識しておこなっていたのかもしれません。
私は、社会人になってからもよく怒られています。とある上司に、怒られていることを感情だけ受けとめるのではなく、何に怒られているのかを理解するように意識して聞くようにと指導されたことがあります。
自身の怒り、または怒られたときは、嶋津良智さんの怒る感情の対策を参考にしてもよいかもしれませんね。
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福井祐平