自身の適性を知るために | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。

自身の適性に合わなかったと感じて退職する方がいます。



自身の適性を知るには、適性検査テストの結果を確認する方法があります。



企業によっては、新卒も中途採用のどちらでも適性テストを導入しているところもあります。



適正テストは、応募者の絞り込みと適正に応じた配属を行うために行われております。



中途採用の場合は、適性よりかは、受検者の心と体が健康かどうかと、企業が設定した一定基準の知識レベルに達しているかどうか絞込みを行うために使用されています。



職種によっては、行動適性や性格適性が多少合わなくても、経験を優先されることがほとんどです。



厚生労働省は10月29日、大学を卒業して3年以内に離職する方が31%になったと発表しました。



小規模の会社では、入社試験時に適性テストを行わない会社がほとんどで、新人が配属される部署も1つか2つしかないのが現状です。



早期退職の理由は様々ですが、適性が合わないと感じて退職する方も少なくないでしょう。



しかし、私の今までの経験では、社会人が5~7年以上ある方は適性が合わなくてやめたいと思う人は1人もいません。



私自身もそうですが、今の仕事が100%自身の適性に合っているかというと、そうではありません。



適性にあわないう部分を、知識と経験と周りの人との協力でカバーしながら働いているのだと思います。



簡単な適性テストを無料で受検できるサイトをご紹介します。

【リクナビNEXT運営】
http://next.rikunabi.com/01/tenshokushindan/tenshokushindan_01.html



書店でも適性テスト関連の本が販売されています。




私もそうですが、自身の適正テストにあった仕事が見つかっても、それをやりたいと思うかどうかは別です。



適正テストの結果を自身で振り返るときは、客観的に見て参考にする程度にしましょう。