デイヴィッド・ウィリアム・モイーズ(1963年~)さんは、香川真司選手が所属するマンチェスター・ユナイテッドの監督です。
2013年度シーズンの本日時点での戦績は、7戦3勝1分3敗で9位と昨年度プレミアリーグを優勝したチームとしては、決して良い成績とはいえません。
モイーズ監督は、今シーズン香川晋司選手をレギュラーとして起用しておらず、メディアやファンからのバッシングも受けています。
モイーズ監督は、スコットランド出身の元サッカー選手で、現役時代はセンターバックとして540試合以上に出場しています。セルティックに所属していた時に、リーグ優勝の経験があります。
モイーズ監督は、現役最後に所属していたプレストン・ノース・エンドで現役を引退後、プレストンでコーチになります。その後、助監督を務め、1998年に監督となります。
モイーズ監督は2002年3月にエヴァートンの監督に就任します。エヴァートンでの監督時、2005年にチャンピオンズリーグの出場権を獲得。2009年にはFAカップ決勝に進出しました。
モイーズ監督は、イングランド・リーグの4つのディヴィジョン全ての監督投票によって選出される、リーグ監督協会(LMA)の年間最優秀監督賞を、2002-03年、2004-05年、2008-09年シーズンで3度受賞しています。
またモイーズ監督さんは、プレミアリーグ月間最優秀監督賞も4度受賞しています。
2013年からマンチェスター・ユナイテッド前監督のファーガソンから直接氏名され監督に就任しました。
モイーズ監督の采配は、堅実すぎるぐらい堅実、スタイルでチームを育てるのに長けた監督だそうです。
マンチェスター・ユナイテッドとの契約も6年と長期契約しています。
メジャーリーグの貧乏球団・アスレチックスのビリー・ビーンGMを題材にしたノンフィクション小説「マネーボール」では、野球を統計学的手法で分析して勝利する戦略をとっていました。
ビリー・ビーンGMは、有望な若手選手を起用し、年棒が高くなると判断した選手は躊躇なく放出していました。
現在、香川真司選手のポジションでレギュラーを獲得しているのは、アドナン・ヤヌザイ選手で年齢は、18歳です。
モイーズ監督は、もしかすると長期的な視野でチームの成長を貢献しているのかもしれません。
2006年、横浜FCでは、開幕戦の敗退後に監督を解任して交代していますが、サッカーでは、シーズン中に解任されることがたびたび行われています。
監督が変わると香川真司選手のようにレギュラーで活躍していた人が、ベンチにっまわってしまうことが起こります。
私は、先輩社員から上司は選ぶことができない。また今の上司も一生の上司ではないと教わったことがあります。
私は、社会人となってから先輩、上司に恵まれてきたと思っています。
会社規模が小さいと異動もなく、上司や社長との人間関係が合わないと転職を考える人もいます。
転職活動時の面接では、直属の上司となる方が面接することが多いです。面接時は、この面接官と一緒に仕事ができるかどうか、ご自身で判断してみるのも良いでしょう。
モイーズ監督が、今後どのような活躍をされるか注目です。