人財に学ぶ 小野喬 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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2020年のオリンピックの開催地が東京に決まりました!私は学生時代、ボクシングをしていましたが、ボクシングはオリンピック種目にありますのでぜひ生で見に行きたいと思います。



東京オリンピックは、1964年に開催されて以来、64年ぶりの開催となります。



1964年に行われた東京オリンピックの開会式では、体操選手の小野喬(おのたかし、1931~)さんが選手宣誓を行いました。



小野喬さんは、現役時代「鬼に金棒、小野に鉄棒」と呼ばれており、オリンピックには4大会に出場し、金メダル5つ、銀メダル4つ、銅メダル4つを獲得しました。



小野喬さんは、東京教育大学(筑波大学)に進学後します。大学3年時にヘルシンキオリンピックに出場し、跳馬で体操競技では日本初となる銅メダルを獲得します。



大学を卒業後、東レ株式会社に入社します。夕方の5時まで仕事をし、その後母校の体育館などで夜10時頃まで練習していたそうです。



当時は、コーチや監督もいない環境だったそうです。海外の選手の技を研究して、新しい技を開発したり、選手同士でチェックしあったりしていたそうです。



また強化費もなく、出身の県や市にお願いしたり、学校の子供たちのまで演技してカンパしてもらって遠征費を稼いでいたそうです。



小野喬さんの好きな言葉は、「努力」でモットーにしているそうです。



「自分の苦しさ、悩みなどは口に出して言うべきものではないだろう。それはひとりで心の中にしまいこんで耐え、戦うもの。そして戦い終わったのちは、ケロリとしてなんでもなかったような顔をしているものだと思う。」と語っています。



小野喬さんは、現在日本スポーツクラブ協会名誉顧問に就任されています。



元陸上競技選手男子十種競技の元チャンピオン武井壮さんも、東京オリンピックへの出場を本気で狙うそうです。



武井壮さん2020年には47歳になるそうですが、「的を狙うスポーツならいける」とやる気満々だそうです。



オリンピックの開催地が東京に決まったことは、オリンピックに出場できる可能性のある世代の方たちのやる気になったと思います。



オリンピック特需として、建設業界の求人数も増加することが予測されます。現在でも東日本大震災の影響で建設業界は人手不足ですが、今後より一層ニーズが高まるでしょう。



オリンピック特需が今後の経済と雇用にどう影響するか注目です。。

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福井祐平