2050年の日本の労働人口 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


経団連21世紀政策研究所の報告書「グローバルJAPAN-2050年シミュレーションと総合戦略-」では、2050年の日本の人口は1億人を割り、65歳以上が全体の4割を占めるようになると予想しています。



労働力人口も現在の6500万人から4400万人程度に大幅減少すると考えられます。



リクルートホールディングスは8月13日、インドの人材紹介会社、ニューグリッドコンサルティングを買収しました。


またリクルートは、昨年世界最大級の求人検索サイトを運営する米インディードを買収しており、今後5年ほどで海外売上高比率を現在の2割から5割に高めたいと考えいるそうです。



業界2位のテンプホールディングスは、今年4月にインテリジェンスを買収し、海外事業の拡大を急いでいます。業界3位のパソナグループは東南アジアを中心に11カ国・地域に進出し、日系企業向けに人材紹介や研修サービスを提供しています。



総務省が8月13日に発表した労働力調査では、平成25年4~6月の非正規労働者数は過去最多の1881万人となりました。



非正規労働者の男女別内訳は、男性が603万人、女性が1278万人です。



男性では「正規の職員・従業員の仕事がない」との回答(168万人)が最も多い結果となりました。



女性では「家計の補助・学費等を得たい」との回答(331万人)が最も多い結果となりました。



現在の地球の人口は、約71億3千万人で、1年間で7千万人増加しています。



人材ビジネスを地球規模で考えると市場全体は拡大していくでしょう。しかし、日本国内だけで考えると確実に縮小していきます。



私の元に転職の相談に来る方も、海外勤務を希望される方も少なからずいます。



日本企業の海外投資先は、現在中国からASEANに移行し始めています。



今後、人材の流動地域がさらに幅広くなっていくでしょう。

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福井祐平