
来週からお盆休みに入り、夏期休暇を取得されている方も多いと思います。私も来週一週間夏期休暇を頂き、実家の香川県に帰省します。
私は弟との2人兄弟です。将来必ず親の介護の問題が出てきます。親の介護を理由に離職する割合は、下記の通りです。
【介護理由による離職率】※厚生労働省発表「平成24年雇用動向調査より」
<男性>
20~24歳:0.1%
25~29歳:0%
30~34歳:0%
35~39歳:0%
40~44歳:0%
45~49歳:0%
50~54歳:0.1%
55~59歳:0.2%
60~64歳:0.1%
65歳以上:0%
<女性>
20~24歳:0.1%
25~29歳:0%
30~34歳:0.1%
35~39歳:0.1%
40~44歳:0.2%
45~49歳:0.4%
50~54歳:0.4%
55~59歳:0.7%
60~64歳:0.4%
65歳以上:0.4%
私も親も京都でうどん屋を経営していましたが、親の介護が理由で閉店し実家の香川県に帰省しました。
労働人口が減少している日本では、介護職員のニーズが高まっています。
政府は介護職員の必要人数は、2007年は約117万人となっており、2025年には212万人~255万人が必要と発表しています。
現在、介護職員の離職率が高いことも問題となっています。
介護職員の労働条件等の悩み、不安、不満等は、「仕事内容の割に賃金が低い」、「人手が足りない」、「業務に対する 社会的評価が低い」といった雇用環境に対する悩みが多いです。
失業給付金は、自己都合退職した場合は支給開始月が3ヶ月後になりますが、介護を理由に初月から支給される場合があります。
【介護理由条件】※厚生労働省から引用
父もしくは母の死亡、疾病、負傷など、または常時本人の介護を必要とする親族の疾病など、家庭の事情が急変したことによって退職した場合。
上記条件も、この基準に当てはまるかどうかについては、被保険者の主観的な判断は考慮されず、公共職業安定所が、被保険者の状況・事業の状況その他から見て、その退職が真にやむをえないと客観的に認められるかどうか、判断することになっています。
離職票の離職理由を書く欄に、なるべく具体的内容を書いてもらい、職安に出頭して求職の申し込みをするときに、自分から詳しく内容を説明することが大切になってきます。
昨日、親から「いつ帰ってくるんだ」と電話がありました。私も実家に帰り、親の元気な顔と弟を見ると安心します。
長期に離職した場合は、書類選考が通りにくくなります。履歴書や職務経歴書に必ず「親の介護のため離職」と記載することをおすすめします。
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福井祐平