人財に学ぶ 崎原真弓 | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


先日、プロフェッショナル~仕事の流儀~で、沖縄でバスガイドをしている崎原真弓さんが出演していました。崎原真弓さんが担当したガイドは、旅行者が別れ際に涙するそうです。



崎原真弓さんは、沖縄県で生まれます。家はサトウキビ畑を栽培していましたが、とても貧しい生活を送っていたそうです。



崎原真弓さんは、子供のころ自分の内気な性格にとてもコンプレックスを持っていました。




高校三年生の時に突然お父さんを亡くします。就職することになった崎原真弓さんですが、内定がもらえたのはバスガイドでした。



内気な性格の崎原真弓さんは、バスガイドになるのが嫌で泣いて何日か学校を休んでしまいました。



高校を卒業後、バスガイドとして8年間頑張りしたがやめてしまいます。



バスガイドをやめた後、兄が住んでいる岐阜に引っ越し、事務のアルバイトを始めます。しかし、バスガイドの仕事から離れてさらに悩んでしまいます。



バスガイド時代、必死で殻を破ろうとしていた自分の方が良かったのではないかと。今の自分より輝いていた気がする。



ふとバスガイドを見たかえり、家でバスガイド時代の歌を歌ったとき、涙が出てきたそうです。



崎原真弓さんは、結婚して子供が2人生まれました。育児が一段落した後、沖縄のバスガイドとして再び働き始めます。



沖縄のバスガイドでは、戦争を伝えないといけないそうです。崎原真弓さんは、バスガイドに戻った後、図書館で沖縄の歴史の勉強をしました。



戦争当時の沖縄では、とてもつらく苦しい生活で、収容所に収監される人もいました。



そんな環境の中でも、当時の人はとても前向きで明るく、空き缶で作った楽器で歌を歌っていました。



現在、崎原真弓さんは、戦争の話をするときは、元気よくではなく声に希望を持って話すことを心がけているそうです。



番組内で、プロフェッショナルについて、「一番大切なのは心だったと思います。すべての人達に感謝。気持ちを持って、真心を込めておもてなしをする。」と語っています。



崎原真弓さんのバスガイドは、現在2年先まで予約が埋まっているそうです。



私も求職者の方に、前向きに希望を感じてもらえるように真心を込めて接していきたいと思います。

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福井祐平