
国税庁の統計情報(2010年発表)によると、日本の法人企業数は約258万社あるそうです。
法人企業の設立年数ごとの倒産または解散する確率は、下記の通りです。
<設立年数ごとの倒産または解散する確率>
設立3年以内:35%
設立5年以内:85%
設立10年以内:93.7%
設立20年以内:99.7%
設立30年以内:99.975%
30年以上続く会社、1万社に2.5社しかありません。
義務教育を終了する15歳から定年を迎える65歳までは、50年あります。大学を現役を卒業する22歳の方でも、定年まで43年あります。
上記の倒産確率からすると、誰しも一度は転職活動を経験することになります。会社自体に安定を求める時代ではないかもしれません。
私のところにも、会社の業績不振や倒産で離職した方が相談にきます。会社の倒産を経験している方が転職で不利になることは基本的にありません。
会社の業績が不振でも、救済合併、M&A、公的資金投入などさまざまな方法で会社を維持しています。
業績が不振なときの転職タイミングは、正直難しいです。自分の転職市場価値を把握するために、情報収集だけはしておいたほうが良いでしょう。
福井祐平
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