
スタンリー・ボールドウィン(1867~1947年)は、イギリスの元首相です。ナチス・ドイツに対しては宥和政策の立場をとった方です。
スタンリー・ボールドウィンは、「人間、志を立てるのに遅すぎるということはない」という言葉を残しています。スタンリーは、家業の鉄鋼業を20年携わったあと、41歳で政治家になっています。
日本政策金融公庫が2012年12月に発表した「新規開業実態調査」では、開業したときの年齢は、55歳以上が12.1%、35~54歳が60.1%、34歳以下が27.7%となっています。起業した人の10人に1人以上は55歳以上になります。
目標の設定とキャリア開発をはじめる一番早いタイミングは、今です。
しかし、目標によっては年齢の制限があるものもあります。プロスポーツ選手には、目指す年齢の適齢期があります。囲碁や将棋のプロを目指すにも年齢制限があります。
求人においては、応募条件に年齢が設定されているものがほとんどです。自分のしたい仕事、入社したい会社への応募条件を調べる必要があります。
私にも、こういう仕事がしたいけれども、どういう道筋があるのか相談される時があります。その時は、その仕事の他者のキャリア事例をいくつか紹介するようにしています。
フェイスブックのユーザは、現在10億6,000万人います。サービスを開始した2004年からたった8年で世界人口の7分の1をユーザーにしました。
今の世の中は、目標を達成する手段はたくさんあり、今まで数年かかったいてものが短時間でできるようになりました。
何か目標を持つことに年齢の遅さはありません。何を目標にするのかしっかりと考え、目標に向かう道筋を徹底的に調べ、キャリア形成していくことをおすすめします。
福井祐平
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