" 秒速5センチメートル〈リバイバル上映〉"
【2024年3月29日鑑賞】


" どれほどの速さで生きれば、
  きみにまた会えるのか。"


実はDVDを持っているのに一度 "見た" だけで、後はそのままだった作品。

なぜなら喰らうからです(笑)心にズドン。


ということなので、" リバイバル上映するなら映画館の大スクリーンで凝視してやろう " と。" 今の自分なら大丈夫だろう " と。

結果、見事に喰らいました(笑)理解力が高くなった分ズドンの二乗です😅


心の距離や機微が線や空、様々な光と影などでしっかりと映像で表現されていて、" 美しいだけ " じゃない、" キレイ事じゃない奇麗さ・美しさ " とでも言いましょうか。

" あぁ、もう絶対に届かないし交わらないんだろうな " というのが映像から伝わる。


終わり方も、" 鬱映画 " とはよく言ったもので(笑) 本当の意味での鬱エンド。

それさえ通り越して、天門さんと山崎まさよしさんの曲も相まって、一本ロウソクの灯が消えるような、微かな死の香りさえ漂ってくるような終わり方でした。

自分の中にも確かにある、そんなものも感じ取ってしまって。

新海監督、鬱のなり方なんでわかるの(笑
↑↑↑(なり方、というより感覚?)


それでまぁ、" 今の自分なら大丈夫だろう " という自信は見事に打ち砕かれ、観終えたあともしばらく引きずってました😅

だって、恋愛だけに留まらない物凄く普遍的で規模の大きい描き方だから(笑


という事で傑作でしたよ!!!!

しばらく観ないけどっ(笑)!!






" 山崎まさよし /
  One more time,One more chance "

BGMも含め、音楽もトリガー。