" 郷内心瞳 / 拝み屋備忘録 怪談死人帰り "

を、読了 (1月2日曜) 。


読書、休んでいました。

この本自体も2022年の夏に出ていたもので、読まずに置いておりました。

が、この本で読書復活。
(次はいつになるのやら)


拝み屋 郷内心瞳さんの "拝み屋備忘録" シリーズ第7弾にして本来の備忘録に近い1冊。

郷内心瞳さんの著書・実録怪談はテーマが決まっているのですが、今作はまさに "備忘録" がテーマで、今までの読者も、そして郷内さんの入門編にもOKな1冊。


な・の・で・す・が、

そこは郷内心瞳さん、未収録・未発表作品がテーマ別に収録がされていて、読みやすいうえに読み甲斐もあります。

今までの備忘録シリーズに沿ったテーマ別なので、今作を読んで気になったテーマの "拝み屋備忘録" から入ってもいいのではないかなと。そういう意味でも入門編にピッタリ。


"怖いだけ" が怪談ではないので、不思議な話も収録されているのですが、読み終えてみれば今作が "死人帰り" と題された意味もわかり、しっかりと怖い・恐ろしいです。

備忘録だけあって、要点がはっきりした密度の濃い作品でした。

気になった方はぜひ、