"ナイチンゲール"


映画祭で物議?を醸したらしい1作。

暴力描写はたしかに激しいし、様々なかたちの暴力、性暴力・差別、人種差別から人体損壊的な暴力まで描かれている。

端的に言えば"リベンジムービー"。


僕は純粋なリベンジムービーやエンターテインメント的なリベンジムービーも好きなのだけれど、この作品には様々な暴力・差別のその先にある怒り・かなしみ、

さらにその先にある"愛"やある種の"崇高さ"まで描かれていたのが凄まじかった。


その"愛"や"崇高さ"までに至る道を、まさに森の中、山道、街中などを歩いたり移動したり出会ったり、心身ともに迷いながらも進んで移動していく描写も素晴らしかった。

140分近くあるのだけれど、集中力の弱い自分でも自然と集中する事ができた。


同監督の前作"ババドック"もテーマがありながらもテーマに振り回されずしっかりと"1作のホラー映画"として素晴らしかった。


この作品も"1作の映画作品"として素晴らしかったし、怒りやかなしみ、復讐の先を描いていた事に純粋に感動した。

"性差別と人種差別を重ねて描くのはどうなのか?"と途中までははっきり言って疑問だったのだけど、登場人物たちと一緒に迷いながら美しいラストに辿り着いた感覚。


今作も"竜馬暗殺"と同じく感想を書こうと思ってて書けなかった作品。今回も上手く書けてるかわからないけど ^^;

でもこうやって書いて区切りをつけたかったので"竜馬〜"に続き書きました。