街灯の下の黒い影

僕を見つめている黒い影

Y字路の薄暗い方に居る黒い影



薄暗さが重く漂う路

僕をつけてくる黒い影

すでに一本路のここに僕と黒い影



かろうじで見える家々

聞こえるのは男と女の喘ぎ

ひたすら歩く老け顔と黒い影



街灯も月光も星も無い

喘ぎ、嘲笑、議論、声音の圧力

ひたすら歩く老け顔と黒い影



なぜ僕は、こっちへ来てしまったんだろう