詩『晩夏へ』青い夏がみずいろになるちょっとずつ、薄く薄くなってゆくまだ消えてほしくないのにいつかは真透明になってしまうせめて忘れませんようにどうか忘れませんようにあの鮮烈な日々の風景もおもいも笑顔も泣き顔も欲望も悪意もあの日々をまるごと魂のなかへ消えても忘れてもすべてなくなっても魂だけは、覚えていておくれあの日々よ、まるごと魂のなかへ