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 文月   

   文 月 

 短冊に歌や字を書いて、書道の上達を祈った 

七夕 の行事に因んだ 「文披月(ふみひらづき)」が転じたものといわれています。

 また、穂が見えるようになる頃であることから 

「穂見月(ほみづき)」が転じたという説もあります。 

  「ふづき」とも読みます。 

 

季節: 晩夏(ばんか)  

          ※小暑から立秋の前日まで。        7月の行事 

 

山開き      7月 1日 

 山開きとは、その年初めて登山を許される日のことをいいます。 

昔、山は自然の恵みをもたらす聖域として、

 聖職者以外の立ち入りが禁止されていました。 

しかし江戸時代中期になると、 

山に祀られている神様を拝みたいという要望が庶民の間にも広がり、 

夏の一定期間のみ登山が許可去れる様に為ったと謂われています。 

山開きには、登山の安全祈願と、

 山を登れる時期が来たことを祝う意味が込められています。

 海開きには山開きのような信仰・宗教等の背景はありません。

 しかし、山開きと同様に安全祈願と海水浴シーズンの開始を祝い、 

海開きが行われるようになりました。

 

半夏生   7月2日ころ  

  絵・半夏生 

 夏至から数えて11日目から5日間を「半夏生(はんげしょう)」と呼び、 

昔は田植えの目安とされていて、 半夏生に入るまでに

田植えを済ませると良いとされてきました。 

 

 半夏生のいわれには、

漢方薬に使われる半夏(カラスビシャク)が生える頃という説があります。

 ドクダミ科のハンゲショウは、

半夏生の時季に花が咲くからつけられた名前ともいわれています。 

 

七夕     7月7日 

   彦・織姫  

 七夕は、織姫と彦星が天の川を渡って年に

 1度だけ会えるという中国の伝説に由来する日です。

 この伝説が奈良時代の日本に伝わり、浸透していきました。   

  七夕飾り  

 日本では、七夕の日に願い事を書いた短冊を笹に飾る風習があります。 

これは、日本にもともと存在した「棚機(たなばた)」という、 

着物を織り棚にそなえ、豊作を願う行事と結びついたものと 考えられています。

 

迎え火       7月13日 

    迎え火炊き  

 盆の初日に、祖霊を家に迎える印として灯す火が盆迎え火です。

 盆迎え火は、祖霊が道を間違えずに来るための道しるべと、

 歓迎の意味が込められています。

 

  一般的には、13日(地域などによっては8月13日)の夕方に家の玄関や門口で焙烙(ほうろく) と、いう素焼きの器の上で、苧殻(おがら)を炊きます。

 また、玄関に盆提灯を下げて迎え火の代わりとするところもあるようです。 

苧殻は時期が来るとスーパーや花屋などで購入できるので、

 13日までに用意しておくようにしましょう。

 

お盆      7月15日 

   

   なす。きゅうり  

 7月のお盆である新盆(7月盆)、 

そして8月のお盆である旧盆(8月盆)の2つがあります。  

 

 全国的にみると8月に行われる旧盆が主流ですが、 

7月15日を中心として行われる新盆が主流の地域もあります。 

このように、お盆の時期が新盆と旧盆で異なるのはなぜ。 

 

 お盆の時期が異なる理由は、明治時代に行われた改暦が関係しています。

 改暦は明治時代に暦の国際基準化を目的として行われました。

 改暦に伴って日本の各行事は30日遅れとなり、 

もともと旧暦の7月15日に行われていたお盆も、 

改暦後には新暦の8月15日に行われるようになりました。 

 

 現在、新盆は東京を中心とした一部の地域のみで、大多数の地域は旧盆です。  

新盆の地域は東京をはじめとした一部の地域のみです。

 具体的には、多摩地区の一部を除く

 東京、函館、金沢の旧市街地が7月にお盆を行っています。 

 

お中元      7月15日  

 もともとは中国から伝来した中国三大宗教のひとつである 道教の祭日が中元のもととなっています。 

 道教では7月15日の中元を「贖罪の日」とし、 

犯した罪を償うために1日中火を炊いて神様を祭り上げるお祭りが開かれていました。

 

  仏教では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という祖霊を供養する行事が行われており、 上記2つの行事が合わさって日本に伝わり、  

お盆の行事として浸透していきました。 

中元といえば、お世話になった人へ感謝を込めて 贈り物をする習慣があります。 

これは江戸時代頃に始まった習慣です。

 

藪入り    7月16日  

 「藪入り」とは、他人の家に雇われて住み込みで 召し使われていた奉公人が、

 休暇をもらい実家に帰ることをいいます。

 

  旧暦1月16日と7月16日の2回行われ、 

正月の藪入りに対して 7月は後(のち)の藪入りと呼ばれていました。 

 藪入りの習慣が広まったのは江戸時代頃で、

 当時の奉公人は年に2日しか休暇をもらえなかった。

 

送り火    7月16日  

    絵・送り火 

 盆の終わりに、祖霊を見送るために灯す火が盆送り火です。

盆送り火は、来てくれたことへの感謝の気持ちを示すことと、

 祖霊がまっすぐ仏の世界へ帰れるように 足元を照らす役割があります。 

 

 盆送り火は、盆迎え火と同様、夕方に玄関や門口で行います。 

焙烙(ほうろく)の上で苧殻(おがら)を焚き、

 燃え尽きてから消火します。

 盆明けは地域によって15日もしくは16日になります。

 

 旧暦で行うこともあり、各地域の風習に従って行いましょう。

 

海の日      7月15日 

   絵・海の日  

 海の日は、毎年7月の第3月曜日に定められている 

  『 国民の祝日 』のひとつです。 

 

 今年は7月18日となります。 

もともとは、1876年に明治天皇が東北地方に巡幸をし、 

「明治丸」という巡視船で横浜港へ到着されたことに 由来する記念日でした。

1995年には、海の日が正式に「 国民の祝日 」になりました。 

 

 国民の祝日に関する法律では、 海の日を「海の恩恵に感謝するとともに、 

海洋国日本の繁栄を願う」と定義しています。

 

土用の日   7月24日 

   鰻重  

 梅雨明けと重なる夏の「土用の丑の日」には、

縁起の良い「う」のつくものを食べて無病息災を祈願 「土用」とは雑節のひとつで、立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間をさします。

 

  中国伝来の陰陽五行説による「木火土金水」を四季にあてはめたもので 、

木=春、火=夏、金=秋、水=冬となり、 

 

土を四季の変わり目に配して「土用」としたことに由来します。  

土用は季節ごとに年に4回あるのですが、

おなじみの「土用の丑の日」の土用は、 

「夏の土用(立秋前の約18日間)」をさしています。

 2024年の土用入りは7月19日、土用明けが8月6日です。 

この土用の期間に丑の日が2回めぐってくる年もあるので、 

1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。

 2024年は「一の丑」が7月24日、「二の丑」が8月5日です。